公開日 2023年11月14日 最終更新日 2023年11月14日
「魔法のリノベ」のコミックが人気で、間もなく第6巻が発売されるとのことで話題を呼んでいます。こちらは、双葉社・JOURにて連載されている住宅リノベーションの物語。
TVドラマ化もされているため、そちらを観たことがあるという人も多いですよね。原作者は「ひみつな奥さん」「ステージママの分際で!」などでおなじみの星崎真紀先生です。
そこで今回は、そんな星崎先生の最新作である「魔法のリノベ」のコミックのストーリーや魅力について詳しくご紹介していきましょう。
「魔法のリノベ」のストーリー
「魔法のリノベ」は、星崎真紀先生によるコミック作品です。双葉社・JOURにて2015年より連載が開始しますが、2018年に一度完結したのち、2022年5月より「令和版」として新たに連載がスタート。
掲載誌は月刊なのですが、作者の希望により連載ペースは年4回となっています。「魔法のリノベ」は、2023年11月13日(月)時点で既刊5巻。2022年夏期にはTVドラマ化がされ、人気俳優の波瑠が主演を務めました。
作品のテーマにあたる「リノベーション」とは、住宅における間取りの変更など、大規模な改築工事のことをいいます。そんな勇気の要る決断を丁寧に導きサポートするのが、舞台となる工務店の営業。
主人公・真行寺小梅(しんぎょうじこうめ)は、大手公務員から「まるふく工務店」に転職して営業担当となる女性です。新しい職場は男性ばかりの家族経営だったのですが、社長の判断により小梅の入社が決定しました。
彼女は卓越した営業力の持ち主で、入社1日目にして「まるふく工務店」の強みを把握したうえでお客様に売り込むことができるほど。そんな彼女がタッグを組むことになったのは、リフォーム部の営業担当・福山玄之介(ふくやまげんのすけ)です。
彼は二度の離婚歴を持つシングルファーザーで、営業成績はゼロとのこと。このコンビは果たして上手くやっていけるのか、「まるふく工務店」を経営する社長・福山蔵之介(ふくやまくらのすけ)率いる福山家の息子たちと共に賑やかな生活が始まります。
「魔法のリノベ」の魅力について
「魔法のリノベ」の第6巻は、2023年11月16日(木)に発売される予定です。第5巻が発売されたのは2022年10月と約1年前のことだったため、待望の最新刊の発売となります。
リノベーションに憧れている人は多く、そんな欲求を満たしてくれるのが「魔法のリノベ」の魅力的なところ。マイホームを持っている人もそうでない人も、自分好みの空間で快適な生活が送れたら…と夢見ることはあるはずです。
とはいえ、そう簡単に決行できないことなので、想像の中だけでもいいので夢を叶えたいという場合に「魔法のリノベ」はお勧め。こちらの作品では、リノベーション前とリノベーション後の変化がとてもわかりやすく、改善されたと一目で感じられるほどです。
巻末にはちょっとした解説も記載されており、ひとつひとつのお話を丁寧に理解してすっきりとした気持ちに。間取り図や完成予想図がとても美しい線で描かれており、眺めているだけでもワクワクすると評判です。
また、それぞれの家庭における問題や家族の関係性なども鮮明に描写されているため、読み進めていくうちに共感できるところや発見することが色々とあるでしょう。
登場人物たちの応援したくなる仕事ぶり!
「魔法のリノベ」の主人公・小梅は、いつもテキパキと動いてお客様の要望を上手に汲み取り、理想のリノベーションへと導いていきます。顧客と真摯に向き合い完成度の高い設計図を提示することのできる抜群の営業力は、読者にとっても尊敬したくなるものかもしれません。
また、福山家の三兄弟とその父とのユニークな掛け合い、さらに長男・玄之介の息子である8歳の進之介(しんのすけ)にも癒されます。登場人物それぞれが今やるべきことにまっすぐで、
双葉社 公式ページ:https://www.futabasha.co.jp/book/97845753362690000000?type=1
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