
公開日 2026年1月30日 最終更新日 2026年1月30日
「魔男のイチ」の最新刊にあたる第6巻は、2025年12月に発売されたばかりで、次巻も間もなく発売予定です。本作は、女性だけが魔法を使役できる世界で魔法を習得してしまった少年を中心に展開していくファンタジー漫画。
常識外れの狩人が、魔法と魔女の概念をひっくり返すダイナミックな物語です。では今回は、そんな「魔男のイチ」の最新刊の発売情報やストーリー、魅力を詳しくご紹介していきましょう。
魔法を「生き物」と捉える新感覚ファンタジー
「魔男のイチ」の最新刊である第6巻は、2025年12月4日(木)に発売されました。そして次巻7巻は、2026年3月4日(水)に発売される予定です。
次巻では、新たなる魔女候補生・スピカが登場するとともに、主人公・イチとの関係性が深まります。彼女の持つ独自の魔法理論と、イチの持つ野性的な狩りのスタイルがどのような化学反応を起こすかが見どころになっています。
「魔男のイチ」は、原作を西修先生が、作画を宇佐崎しろ先生が手掛けるファンタジー漫画作品。2024年9月より、集英社・週刊少年ジャンプにて連載されています。
本作の舞台となるのは、魔法が概念ではなく「生物」として存在する世界。幼い頃から山で狩猟や採集の生活を送ってきた主人公は、ある日、衝撃的な見た目をした生き物を見つけて「狩りたい」と思うようになります。
その生物は魔法そのもので、「王の魔法(キング・ウロロ)」という名の反人類魔法でした。魔女たちが1000年かけても習得できなかったその魔法を、狩人の本能であっさりと仕留めてしまった主人公は、歴史上初の男の魔女、つまり魔男に。
魔法が「使えない」はずの少年が、世界そのものを書き換えていくカタルシスを存分に楽しむことができる作品です。「魔男のイチ」は、2025年9月に発表された「次にくるマンガ大賞 2025」コミックス部門で第1位を獲得。
第6巻までの累計部数は、2025年12月時点で125万部を突破しています。単行本第1巻の帯には「僕のヒーローアカデミア」で知られる堀越耕平先生が、第3巻には「D.Gray-man」で知られる星野桂先生が推薦コメントを寄せたことでも話題となりました。
「魔男のイチ」のストーリー
物語の舞台は、意思を持つ魔法生物たちがのさばる世界。これを使役できるのは、選ばれた女性、つまり魔女だけでしたが、山奥で「魔法を狩って食べる」生活をしていた少年・イチが、最強の魔女・デスカラスと出会うことで運命が動き出します。
イチは、魔女たちが1000年かけても捕らえることができなかった「王の魔法(キング・ウロロ)」を、ただの「デカい獲物」として仕留め、その体内に宿してしまいます。
これが「魔男」の誕生でした。デスカラスと共に魔法都市へ向かったイチは、魔女たちの組織に身を置くことになります。当初、イチは「男が魔法を使えるはずがない」と蔑まれますが、彼は「魔法を理解する」のではなく「魔法の生態を暴く」ことで、次々と困難な魔法を攻略していきます。
氷鮫の魔法編では、姿の見えない魔法の足跡や呼吸」読み取り、物理的な罠と身体能力で捕獲するイチのスタイルが確立されます。そして魔女候補生たちとの交流にも更なる進展が見られます。
才能に溢れるがゆえに悩むスピカなど、同世代の魔女たちと関わる中で、イチの「野生の知恵」が彼女たちの停滞した常識を打ち破っていきます。
本作の魅力について
魔法を題材とした漫画作品は他にも多数ありますが、従来の作品では、魔法は「習得するもの」や「授かるもの」として描かれていました。
しかし本作では、魔法は意思を持って暴れる「生き物」に。主人公のイチは、魔法を崇めたりせず、あくまで「獲物」として対峙します。
どう唱えるかではなく「どこが弱点で、どう仕留めるか」という狩猟(ハンティング)のロジックで魔法を攻略していく展開が、圧倒的に新鮮です。
この面白さは、やはり西修先生による原作と宇佐崎しろ先生による作画の素晴らしいタッグによるものでしょう。「魔入りました! 入間くん」でおなじみの西先生が原作を手掛けているため、キャラクターの背景がとても深く、決して一筋縄ではいきません。
最強の魔女・デスカラスをはじめ、登場する魔女たちは皆、どこか人間離れした狂気を抱えています。それでいて、イチという「異分子」が混ざることで生まれるコミカルな掛け合いや、熱い友情の描き方が絶妙で、シリアスと笑いのバランスが完璧です。
更に「アクタージュ act-age」でも絶賛された宇佐崎先生の画力が、ファンタジーの世界観でも見事に活きています。単にモンスターというわけではなく、どこか神々しく、それでいて生理的な恐怖を感じさせる造形が、この作品独自の幻想的な空気感を作り上げているでしょう。イチの野性味溢れる表情と、魔女たちの端正な美しさのコントラストにも見応えがあります。
ファンタジーの新時代!野蛮で美しい魔法捕獲劇
「魔男のイチ」は、超一流の画力で描かれる、かつてないほど残酷かつ美しい魔法捕獲劇です。衝撃の第1巻から最新の第7巻に向けて、物語のスケールは更に巨大なものへと進化しています。
西修先生のドラマチックな構成と、宇佐崎しろ先生の神がかった画力が融合した、まさしくファンタジーの新時代の幕開けにふさわしい作品といえるでしょう。
集英社「魔男のイチ」公式ページ:https://www.shonenjump.com/j/rensai/madannoichi.html
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