公開日 2024年7月24日 最終更新日 2024年7月24日
LiSA「ブラックボックス」の歌詞の意味については、アニメのオープニングテーマでもあるためとても興味深いです。
抜群の歌唱力と表現力を持つLiSAの新曲。どのような世界が繰り広げられるのでしょうか。では今回はLiSA「ブラックボックス」の歌詞の意味、そしてTVアニメとの関連性についても詳しくお伝えしていきます。
22枚目のシングルの発売が決定!
2024年8/21(水)にLiSAの22枚目のシングル、「ブラックボックス」の発売が決定しました。初回生産限定盤・通常盤・期間生産限定盤の3形態になっています。
3曲目には作詞・作曲をキタニタツヤが手掛けた「洗脳」も収録されているので、こちらについてもぜひ期待したいですね。
主題歌となるアニメとは
LiSA「ブラックボックス」は、2024年7月5日から放送開始のアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』第2クールのオープニングテーマです。
この作品のストーリーについては、西暦5012年に突如地球へと飛来してきたエイリアンと、彼らが生み出した機械生命体により、人類は絶滅の危機に陥ったという内容。
そして月へと逃げた僅かな人類は、地球奪還のためアンドロイドの兵士を用いた反攻作戦を開始します。
しかし無限に増殖する機械生命体を前に、戦いは膠着状態に陥ることに。人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へ派遣します。
新たに地球へと派遣された<2B>は、先行調査員の<9S>と合流して任務にあたるのですが、その最中で数々の不可解な現象に遭遇することに…。
「ブラックボックス」の歌詞の意味について
スペースシップ、どうか僕らを置いていってほしい。誰もいなくなった星に落ちた翳りを感じるのです。
僕らは間違った、そう思いながら抱きしめたかった息のできない夜を振り返るのです。流星を見たのです。引力に似た感情が落下してくる。
この身と引き換えにするほどの大切な思い出に触れてほしくない。壊してほしい、その腕で、何度でも名前を呼んでほしいと願うのです。
フラッシュバックが始まる。僕は知らなかった、でも知りたかった君の笑顔が湧きだす場所を。
外部からは確かめられない内部がどのような状態なのかを。触れられそうなあと僅かな距離、なのに遠く感じるのです。あらゆる悲しみはきっと星を目指すのでしょう。
スペースシップに伝えたい、胸が痛いのです。できれば笑って何でもないさよならをしたい。今日も間違った運命を変えて、なりふり構わぬ手口にて。
全部が消えたとしても、喪失が突き動かす軌道があるのです。どうしても忘れたくないものがある、もし汚れてしまったとしても。
壊してほしいのです。その腕で、そして何度でも名前を呼んでほしい。フラッシュバックにてもういっそ何も見えない、と自分に感じるのです。
知らなかった、でも知りたかったのは大切な人の笑顔の湧きだす場所。ブラックボックスにて触れるあと僅かな距離、それなのにとても遠い。あらゆる悲しみはきっと星を目指すのでしょう。
一つ一つの星が消灯していく。消えるたびに暗くなっていったのです。思い出も友達もそして願いも大切な存在さえも。
スペースシップに伝えたい、僕も連れていってほしいのです。こんな場所に一人にしないでという願いがあるのでしょう。後悔を叫んだとしても、夜空に孤独が震えるだけなのです。
亡き者にしてほしい。その腕で。何度でも名前を呼んでほしい。フラッシュバックにてもういっそ僕を何も見えない状態に。
知らなかった、でも知りたかったのです。君の涙が湧きだす場所を。ブラックボックスの中、触れるあと僅かな距離が遠く感じるのでしょう。あらゆる悲しみはきっと星を目指すのです。
LiSAのコメント
長く世界に愛されてきたこの作品がアニメになると聞いた時、LISAは期待と喜びを抱いたと話しています。彼女にとっても大好きな作品とのこと。
そして「今回は深く深くニーアに寄り添ってきたamazarashiの秋田さんから「ブラックボックス」を預けていただきました」とコメントをしています。
「胸が締め付けられるほど純粋で美しすぎる彼女たちの感情に、心を重ねて歌いました」と語り、「楽曲と共にどうか最後の最後まで彼らの物語を共に見届けてください」と熱い思いを話しています。
切ないメッセージが届く曲に
切なさと込められたメッセージが伝わってくる曲になっていると感じます。自分の中で貫きたい思いがあるのでしょう。
この曲を聴くことにより、それを感じられるはず。アニメの世界と共に、ぜひこの世界を堪能したいですね。
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