工藤阿須加が、農業を本格的に取り組み始めたことが話題になっています。人気俳優として引っ張りだこの活躍を続けている工藤阿須加。俳優業で好調な今、農業を始めることに驚いている人もいるのでは。今回は、工藤阿須加に焦点を当ててみましょう。
テニスでプロを目指すも挫折し俳優の道へ
工藤阿須加は、1991年8月1日生まれの30歳(2021年現在)、埼玉県所沢市の出身です。父はプロ野球界で選手および監督として、日本一に16回も導いた偉大な工藤公康ということは有名ですね。2021年までソフトバンクの監督をされていました。
工藤阿須加は5人兄弟(妹3人と弟)の長男です。長女の妹・遥加はプロゴルファーになっています。長男の工藤阿須加は野球でなく、テニスでプロを目指す有望な選手でしたが、高校時代にケガでプロテニス選手の夢は断念します。
大学時代に俳優を志し、2012年のドラマ「理想の息子」にて20歳でデビュー。2013年にNHK大河ドラマ「八重の桜」や「ショムニ2013」で注目されます。
2014年のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」では、社会人野球の投手役を演じて話題になりました。本格的な野球経験はありませんが、美しい投球フォームで父のDNAを感じさせてくれました。
身長180センチの体格も良くて運動能力の高さがあり、もし野球に打ち込んでいたとしても才能を発揮していた可能性があります。
2021年も大活躍
2021年はドラマだけでも「教場II」、「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」、「華麗なる一族」、「春の呪い」、「緊急取調室」、「欠点だらけ刑事」、「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」など多数に出演。
映画でも「総理の夫」や「シノノメ色の週末」に出演し、さらに劇場アニメ「アイの歌声を聴かせて」で声優にも初挑戦をしています。
朝の情報番組「ZIP!」の水曜パーソナリティーとしても、2021年3月まで約2年半担当。
売れっ子俳優のひとりとして順調に活躍していますが、2021年3月から農業もスタートさせていたのです。
農業大学を卒業
大学進学に影響を与えた本と出会います。2013年に映画化もされた著書「奇跡のリンゴ」です。不可能と言われたリンゴの無農薬栽培を世界で初めて成し遂げた青森のリンゴ農家・木村秋則氏の著書です。壮絶な努力と奇跡の実話に心を打たれ、東京農業大学に進学するきっかけになったのです。
母が栄養士の資格を持ち、体が資本であるプロ野球選手の父を48歳まで現役継続を支えました。母の食への探求心や食材などのこだわりを子供の頃から肌で感じ、食の重要性から自分で農業をしたい、作物を育てたい思いにつながっているのでしょう。
30歳から農業をスタート
農業大学で学び、将来的に自分で農業をしたい思いは、俳優として懸命に成長を続けてきた中でも持ち続けていました。
30歳を迎えて、農業に取り組む決意をしました。体力的にも元気な若いうちから経験をいろいろ積んでいきたい思いもあるのでしょう。
2021年3月から山梨県北社市の農園の一角を借りる研修生という形で一歩を踏み出しました。俳優業との両立は難しそうですが、弟など家族の協力も得られているそうです。家族の絆が強く、後押しをしてもらっています。
日本テレビ系列の人気バラエティ番組「有吉ゼミ」でも4月以降に、数回取り上げられて工藤農園としての企画にもなっています。これからの展開も楽しみです。
さらにBS朝日では新番組「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」が、12月19日からスタート。農業に転職した人たちを全国各地に訪問して、自分と重ね合わせて交流していきます。
農業タレントとしても期待
育ちの良さの上品さと、厳しく育てられてスポーツマンとしての逞しさがあり、真面目で誠実な人柄がとても魅力的です。
とても好感度が高く、「JAバンク」のCMもしていて、俳優業と農業の二刀流に、今後は農業タレントとしての活躍も期待できますね。農業を始めたい若者が増えることにも貢献したい思いもあるのでしょう。
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