コブクロの「灯ル祈リ」は、32枚目のシングルとして発売されました。この曲はドラマの主題歌としても使われています。
いつも素晴らしい楽曲を届けてくれるコブクロですが、今回はどのような曲なのでしょうか。今回は歌詞の意味や曲の内容について、深く見ていきましょう。
ドラマの内容について
「DIVER-特殊潜入班-」というドラマは福士蒼汰が主演で、身体能力を認められて潜入班に入ることになったというストーリー。どちらかというと、少し影のある雰囲気の主人公が印象的です。
そういう中でもこの曲は、ドラマの中の光の部分をクローズアップして作られているのです。それがこの曲の魅力でもあり、聴きどころと言えるでしょう。
歌詞の意味について
美しい水を運ぶために、汚れた水が存在すると考えると、世の中には光と影の部分があると思えてくるのではないでしょうか。
人の目に映ることのないもの、それは世の中にはとても多く存在しているのです。そして見えない場所で巡っているものもあるでしょう。
不条理だと感じるようなことは、日々多くありますよね。しかも突然のようにそれがおりてくるのです。条理を大切にしすぎていては、前に進めないと思う時もあるのではないでしょうか。
願いがあったとしても、悲しみに押しつぶされそうになることも。そんな時でも、何とかして闇の中でも戦おうとしている人のために、届けたいものがあるのです。
人は欲しいものについては手に入れたとしても、無くしたものについては気が付かない場合もあるでしょう。見つけたいものがあるからこそ、檻のような支配を破り無くしたものを探したい思いも。街を歩くだけでも、敵の姿を感じて苦しくなるのです。
人のエゴを知っては苦しくなる、でもそれはいつも身近なところに存在しているのでしょう。希望をいつの時も持ち続けてほしいと、メッセージを与えてくれる曲でもあるのです。
生きる意味について見失ってしまう場面も。愛に勝つようなものなどはないのです。心は既にそのことに気が付いていると感じるのでしょう。
生きることにより経験するのは、嬉しい出来事や楽しいことばかりではないのです。素足では歩けないような道を、歩かなければいけない時もくるでしょう。
灰になるような覚悟を持ちながら、共に生きていきたい、そして魂を捧げようとしているのです。それは大切にしたいものに出会えたからなのでしょう。
骨太な曲に感動!
最近のコブクロには無かったような、とても骨太な熱い曲のように感じます。その分、メッセージ性もとても強いですよね。エールを送ってくれるだけではなく、大切にしたいものに気付かせてくれる曲でもあるでしょう。