
公開日 2025年9月13日 最終更新日 2025年9月13日
キタニタツヤ「カルチャー」の歌詞の意味については、深く知っておきたい内容です。キタニタツヤの世界観は人の心の機微に触れているもの。
このため聴く人に様々なプラスになる感情を与えてくれます。では今回はキタニタツヤ 「カルチャー」の歌詞の意味、そして楽曲に込められたメッセージを詳しくお伝えしていきましょう。
サプライズ楽曲!
新曲「カルチャー」は、先日開催された〈YouTube Music Weekend 10.0 supported by PlayStation〉にて、最終日の8月31日にサプライズとしてYouTubeにて発表された楽曲です
事前にキタニタツヤが全日程に出演すること、テーマは”教育”であることだけは発表されていましたが、詳細は明らかにされていなかったのです。
そして29日にはSNSを中心に大きな人気を集める”教育番組”のタマ、30日にはNHK”おかあさんといっしょ”の人形劇”にこにこ、ぷん”をリメイクした”にこにこ・ぷん NEO”とのコラボ映像を公開していました。
そして最終日の8月31日、[“エモくてオルタナでカッコいい” curated by こんにちは谷田さん]にて、”こんにちは谷田さん”名義で「はなればなれに焼きつく炎昼」のミュージック・ビデオを公開して、キタニタツヤとして新曲「カルチャー」をサプライズ・リリースしたのです。
MVとジャケット
ミュージック・ビデオは『ウ”ィ”エ”』『やや左側にかたよった教育番組』などで有名なバーバパパが手がけています。
また、リリースに先駆けてMV同様バーバパパが手がけた配信ジャケットも公開されています。
キャッチーなメロディと強い思いの込められた歌詞、そしてバーバパパ節全開のMVが大きな話題を呼んだ本作に対して期待が高まりますね。
「カルチャー」の歌詞の意味
僕たちはマターリと進んでいくのです。そして少しずつ理性を耕していくのでしょう。気づきや目覚めは、ユーチューブではもらえないもの。
一歩ずつユクーリ学んでいくのです。間違えるたびに直していくのでしょう。とてもダルくて苦しいのです。でも日々育っていくデモクラシーがあると感じるのでしょう。
おしゃべりしているだけの人たち、そしてムカツクから顔出し晒してもいい。ここでぶっちゃけてしまいたい思いがあるのです。
ある存在でさえも、自分のとこで痛みのリレーを止めることはどうやら難しいらしい。なんとなく嫌、そしてなんとなく怖いのです。
こんなフォビア(恐怖症的な意味)を安易ストールしてしまいたい気持ちがあるのでしょう。粛々と考えているのです。こうしながら歳をとっていくのです。
僕たちはマターリと進んでいくのです。そして少しずつ理性を耕していくのでしょう。気づき目覚め、これらもツイッターには荷が重いことなんです。
一歩ずつユクーリと学んでいくのです。間違えるたびに直していくのでしょう。本当にかったるくそして苦しい中で、日々育っていくデモクラシーがあるのです。
少子化のことや治安の悪化のことそして戦争は茶番など、歯止めのないネットミームがあるのでしょう。
誰かの描いた物語をありがたく聞いて、これだけをただ丸呑みするのでしょう。真実が僕らの望む形をしてくれているとしたら、ちょっと危険かもしれない。
あいつらが悪い、そしてあいつらがずるい。こんなふうに二元論で片付くストーリーではない、だから考え続けよう。
ポピュリストや拳銃も、キャッチーすぎる熱狂は長続きしないものでしょう。ぼくらにはカルチャーがある、そしてひ孫にさえ届くように日々を過ごすのです。
どうせ逃げられない現実、だから楽しく見つめられるようにしたい。ぼくらにはカルチャーがあるから。
キタニタツヤ コメント
新曲「カルチャー」に対してキタニタツヤは、「民主主義を正しく機能させるために色んな人が努力をしている中で、商業音楽なんぞに、ひいては文化なんぞに何ができるのか」
「例えば、目の前の短絡的な欲望ではなく、ゆっくりとしたダルい進歩の先にある遠~い未来を想う力を養ってくれるでしょう。これはポピュリズムに抗う力です」
「例えば、他者への共感力を育んでくれるでしょう。これは排外主義やあらゆる差別に抗う力です」
「例えば、現実の複雑さを楽しく見つめられるでしょう。「正義vs悪」のような「単純な物語」が入り込む余地はなくなります」とコメントをしています。
更には「文化はこんな具合に、民主主義の脆弱性をチマチマ補うように、非常にゆっくりではあるが堅実な力として働くはずです。少なくとも自分のような人間はそう信じて仕事をするべきだと思っています。我々はちょっとずつ良くなってきているはずだ」と強くて熱い思いを伝えてくれています。
世代を超えて残っていくものは?
どのようなことであっても時間が経てば色褪せていくのです。でも文化は世代を超えて残るものでしょう。
これから先にも、自分らしく文化を楽しんでいける日々が続くようにというメッセージが込められた楽曲になっています。
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