公開日 2023年8月13日 最終更新日 2023年8月13日
「きみとバラ色の日々」は、集英社・マーガレットにて連載されている恋愛コミックです。作者は「瞬間グラデーション」「ふたりで恋をする理由」などでおなじみのひろちひろ先生。
瑞々しく美麗な作画が特徴的で、主人公の女の子がとても可愛らしいことでも注目されています。そこで今回は、そんなひろちひろ先生の最新作「きみとバラ色の日々」のストーリーや魅力についてご紹介していきましょう。
「きみとバラ色の日々」のストーリー
主人公・望月のばら(もちづきのばら)は高校2年生の女の子。何の変哲もない日々を送っており、周囲の大人は「真面目」「皆に見習ってほしい」と褒め称え、信頼を置いています。
しかし本当は恋をしてみたいと思っていて、「バラ色の毎日」に憧れる一面を持っているのです。そんなある日、先生からとある頼みごとをされたのばら。
新学期が始まって2週間、まだ一度も学校に来ていない生徒が一人いるとのことです。その生徒は始業式の直前に体調を崩し、ようやく完治したので登校することに。
しかし受けられなかった授業が積み重なり、学習のサポートが必要である中、職員会議が続いてなかなか手が回らないという相談を受けました。
そこでクラス委員であり成績優秀なのばらに同級生の学習サポートをお願いしたいとのこと。本来面倒に感じてしまいそうな内容ですが、心優しく真面目なのばらは引き受けてあげることにしました。
しかし相手の生徒というのが、人目を引く端正な顔立ちをしていながらも悪い噂の絶えない男子生徒だったのです。彼の名は瀬戸原(せとはら)くんといい、とてもハキハキと物を言うタイプ。
のばらとは正反対の人柄に見え、初対面で突然「補習の担当は生徒とは聞いていない」「体よく押しつけられている」とストレートに言われてしまいます。
のばらがお人好しなタイプであることにすぐに気づき、厳しい言葉をかける瀬戸原くん。とてもクールな男子に思えましたが、翌日ひょんなことで偶然再会した二人は、少しだけ距離が縮まり…。
「きみとバラ色の日々」の魅力について
「きみとバラ色の日々」の第1巻は、2023年8月24日(木)に発売される予定です。心優しくまっすぐな性格の主人公・のばらと、クールであり謎の多そうなヒーロー・瀬戸原くん。
会う前は悪い噂ばかり聞いていたので、しっかり学習のサポートができるかどうか不安もありました。初対面では案の定「変な壺を買わされそう」ととても失礼なことを言われ、のばらはショックを受けてしまいます。
嫌味っぽい人だと敬遠し始めたのですが、補習2日目に意外なことで巡り合った二人は、一度じっくりと話す機会を持つことができました。そこで瀬戸原くんの優しいところや頼もしい一面を知り、少しずつ心を開き始めるのばら。
10代のもどかしい距離感がある中、言葉を交わして親しくなっていく二人の様子に胸がキュンとする読者は多いでしょう。
二人の色々な表情を見たくなる!
「きみとバラ色の日々」に登場するキャラクター・望月のばらと瀬戸原くんは、正反対のタイプのようでいて本当は相性がいいとわかるシーンが色々とあります。
真面目で人が好く、融通が利かないと思われていたのばらですが、どうしても放っておけず忠告する瀬戸原くん。その語調の強さにより、のばらはつい嫌味っぽいイメージを受けてしまいます。
しかし運命が二人を巡り合わせて仲直りに成功し、何かと救いの手を差し伸べてくれる瀬戸原くんのことが気になるようになり…。いつも落ち着きのある瀬戸原くんと恋愛初心者ののばら。
今後二人はどのような表情を見せてくれるのか、ぜひ最終巻まで追いかけたくなるストーリーです。
集英社 公式ページ:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-844828-2
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