カベポスターのネタが面白いことを、ABCお笑いグランプリで知って、ファンになったという人も多いでしょう。
カベポスターは、大阪をベースに活動している芸人で、今注目されているお笑いコンビです。中にはカベポスターを、まだ知らない人もいるかもしれません。今回はカベポスターについて紹介いたしましょう。
ABCお笑いグランプリ
ABCお笑いグランプリは、芸歴10年までがエントリーできるお笑いコンテストで、若手芸人にとって目標の一つであり、重要なステップになっています。
昨年の優勝はコウテイで、これまでも霜降り明星やジャルジャル、かまいたちなど錚々たる芸人が優勝しています。
2021年7月11日に開催された第42回ABCお笑いグランプリ決勝は、とてもハイレベルな戦いでした。
カベポスターは2019年に準優勝し、2020年にも決勝進出している実力者で、今回も接戦に。
1stステージで、カベポスターは漫才を披露し、チェリー大作戦・赤もみじ・空気階段に競り勝ちます。
ファイナルステージでは最初に登場して、今度は漫才ではなくコントを披露しました。蛙亭とオズワルドと競い合った結果、惜しくも僅差の4点差でオズワルドに敗れ、準優勝でした。今回こそはと優勝を狙っていただけに悔しかったでしょう。
漫才とコントの両方を大舞台で披露し、両方ともとても高いレベルの面白いネタでした。
カベポスターの魅力について
カベポスターは、2013年に吉本興業の養成所NSC大阪校で出会った永見大吾と浜田順平が、2014年に結成しました。
永見大吾は1989年12月19日生まれで三重県名張市の出身で、国立三重大学工学部卒業です。ネタ作りのセンスが抜群で、大喜利も得意としています。185cmの高長身も特徴的。
浜田順平は1987年4月28日生まれで、大阪市阿倍野区出身です。大阪市立大学法学部卒で、トヨタ自動車勤務から芸人を目指した経歴があります。
草食系ロジカル漫才というキャッチコピーをつけられるなど、カベポスターのネタは練り上げられた論理的組み立てが秀逸です。見た目もスマートでネタも賢さが感じられます。
飄々とした感じで淡々としたしゃべりですが、ネタの展開や仕掛けが面白く、どんどん引き込まれていくように、魅力にはまってしまう人は多いでしょう。
ブレイクしそうな予感
この数年は様々な賞レースで決勝や準決勝など、上位進出の常連となってきているカベポスター。
漫才もコントも面白いので、M-1グランプリやキングオブコントでも決勝での活躍に期待が持てます。
近いうちに大きな飛躍をして、ブレイクしそうな予感がするおすすめのお笑いコンビですね。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6356