公開日 2024年2月29日 最終更新日 2024年2月29日
JUJU「一線」の歌詞の意味については、テレビドラマ主題歌でもあるため興味深いと思う人は多いですよね。高い歌唱力と表現力を持つJUJUの新曲にとても期待が持てます。
では今回はJUJU「一線」の歌詞の意味と、テレビドラマ主題歌としての魅力も一緒に見ていきましょう。
主題歌となるドラマについて
JUJU「一線」が主題歌となるのは『グレイトギフト』というドラマです。大学病院を舞台にし、ある出来事をきっかけに主人公の病理医の男性が発見した「ギフト」。
これは体内に侵入することにより恐ろしい結果となる球菌だったのです。この新発見により、主人公の人生はどんどん変わっていきます。
「ギフト」を利用する欲深い医師たち、そして「ギフト」を金に換えようとする権力者たち、更には警察組織も絡んでくるのです。
この中で主人公の最愛の妻が重い病に倒れることに。そして主人公は瞬く間にギフトをめぐる陰謀の渦に飲み込まれ、引き返せなくなっていくのです。
曲とCDの情報について
JUJUは「一線」上を揺れ動く、焦りや危機を感じる心情を切なく歌い上げています。この曲のプロデュースは、米津玄師やOfficial髭男dismなど多くのアーティストへの楽曲提供やアレンジそしてプロデュースをおこなっている、ヒットメーカー蔦谷好位置が担当しました。
CDのカップリングにはJUJU「この夜を止めてよ」を手掛けた松本俊明作曲によるバラード「こたえ」に加え、ジュジュ苑スペシャル「スナックJUJU2023」でも好評を博した「リバーサイドホテル」(井上陽水)のカバーがJUJUバンドメンバーの演奏と共に音源化されています。
とても魅力溢れるCDになっているので、ぜひこちらについてもチェックしたいですね。
「一線」の歌詞の意味について
もう戻ることができないようなキスをしてほしい。欲望の果てまで連れていってほしいと願っているのです。
甘くて役に立たないような後悔については、今は知ったことではないのです。喜びに対してもきっと束の間のことだから。今夜は情さえも消えると感じるのでしょう。
何を手放せば幸せになれるのでしょうか。右手には他人の目がある、左手にはあなたの愛があるのです。
揺れ動いている理性と罪の中で、人は誰も完璧に綺麗に生きられるようには出来ていないのです。
ベルベットの夜の果てに声を潜め、そしてきらめいては堕ちていく。この先にどんな色の絶望が待っていても構わないのです。ただとなりにいられたらそれでいいと思える、なぜなら真実はあなただけだから。
一度知ってしまったとしたら重ねていく秘密になるのです。感情は痣になり傷口は滲むのでしょう。見方を変えることにより、幸せになれるのでしょうか。狡いと言ってもいい、これはあなたへのギフトなのです。
きっと誰でもただ同じように探しているだけなのでしょう。渇きや心を満たしてくれる瞬間というものを。
ベルベットの病みの果てについては、誰も知ることなどないのです。夢の底に迷わずに飛び込んだとしたら、どんな色の哀しみに染まったとしてもきっと後悔はないでしょう。
ただ一緒にいられたらそれでいいのです。欲しい未来はいま、あなただけだと思えるから。もう戻れないようなキスをして、そして全てを捨ててほしい。
優しさなんて邪魔になるだけだと感じるのです。このまま流れる血が焦がれている愛の結末、その果てまで自分は見ているのでしょう。だから欲望の果てまで連れていってほしい。
ドラマとのリンクについて
とてもドラマチックな曲で、これから何かが展開していくように感じる、とても魅力的な仕上がりになっています。
ドラマ「グレイトギフト」はサバイバル医療ミステリーです。「一線」は、このスリル溢れるドラマの世界観に深い余韻とインパクトを与える曲でもあるでしょう。
ドラマの世界とリンクしている部分を感じながら、ドラマだけではなく曲についても深く堪能していきたいですね。
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