公開日 2023年1月30日 最終更新日 2023年1月30日
幾田りら「蒲公英」の歌詞の意味については、ドラマの主題歌でもあるため注目している人は多いですよね。
では今回は幾田りら「蒲公英」の歌詞の意味と、ドラマとの関連性などについて詳しくお伝えしていきましょう。
ドラマについて
幾田りら「蒲公英」が主題歌となるのは、NHKドラマ10『大奥』です。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女逆転した江戸の世界。
原作は大人気コミック・よしながふみ「大奥」です。この機会にぜひこちらについても、チェックしておきたいですね。
3月には1st ALBUMリリース!
2023年3月8日には1st ALBUM『Sketch』のリリースが決定しました。「会ったことあるのに、はじめまして」プロジェクトの書き下ろしソング「ヒカリ」、東京海上日動あんしん生命のCMソングの「Answer」、ABEMA「今日、好きになりました」主題歌の「ロマンスの約束」・「スパークル」、『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』の主題歌「レンズ」、フジテレビ系の「FIFAワールドカップ カタール2022」の番組公式テーマソング「JUMP」、そしてNHKドラマ10「大奥」の主題歌「蒲公英」などが収録予定です。
「蒲公英」の歌詞の意味について
自分で望んだのではなく、ここに生まれてきたのです。気づけば両手には一杯の理想が溢れていたのでしょう。
まるで刷り込まれているように感じる中、虚像が膨らんでいくのです。そして作り上げられたのは、とてもよく似ていると感じる偽物。
でもまだ信じ続けたい、それでも自由ではない心が叫んでいるのです。彷徨いながらも、願っているのでしょう。
終わらないループを、そしてくだらないと感じるルールを抜け出したい。何もかもここに置いていってしまいたいのです。
素直に笑い合うことができたらいいのに、そんな日がくることを願っているのでしょう。報われたい、そして救われたいと言うつもりはないのです。
でもこちらに目を向けてほしいという思いがあるのでしょう。音を立てずに消えていく、この心について、見て見ぬふりをされているような切ない気持ち。
キリがないように感じて嫌になりそうなのは、この繰り返しなのです。ここに光はきっとないでしょう。
最後に残るのは、きっとどんなに傷ついたとしても守って想い続けたことなのです。この願いは花になる、綿毛のようにやがて飛んでいくのでしょう。
愛が途切れてないように繋いで、そして風に乗りどこまでも遠くに行きたい。もしかしたら運命の向こうまで行けるかもしれません。
揺れて舞い落ちた場所、ここから芽を伸ばして咲いていくのです。これができることを、信じている思いがあるのでしょう。
未来に想いを繋ぐためなら、ここに生まれた意味についても受け止めることができるはず。だからどうか舞い上がって行ってほしい。
諦めることに対して、やめてしまおうとしているのです。終わらないループもくだらないルールについても、破り捨ててしまいたい。
誰もが同じように許し合い愛し合うことができる、そんな日を夢見て過ごしていきたいのです。
曲とドラマとのリンクについて
ドラマに登場する人たちの生き様と重なり、そしてドラマともリンクする部分があると感じられるでしょう。
歴史の中で激動の時代を生き抜く人たち。自分自身の正しさを信じながら、力強く生きていこうとしている姿があるのです。それがこの曲と重なっているのでしょう。
切なさと広がりを感じる曲に
切なさそして広がりを感じる曲になっているので、聴くことにより本当にタンポポの綿毛が舞い上がっているような気持ちになれるのです。
強く生きる、そのために何が必要かを自然に考えることができるかもしれません。表現された世界の中で、自分の願いや希望についても思い出しながら。そんな気持ちにさせてくれる、とても魅力的な曲になっていると感じます。
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