「ひかえめに言っても、これは愛」の1巻の内容を知ってみよう!
- 2022/2/23
- 漫画
- 1巻, ひかえめに言ってもこれは愛
「ひかえめに言っても、これは愛」の1巻が発売され話題となっていますが、こちらはどのような内容のコミックなのでしょうか。
現在講談社・デザートにて連載中の「ひかえめに言っても、これは愛」。作者は藤ももです。2022年2月時点で、人気連載作品「恋わずらいのエリー」と10本以上の読み切り作品が制作されました。
今回はそんな藤ももの最新作「ひかえめに言っても、これは愛」の1巻の内容について、魅力ポイントなども含めてお伝えしていきますね。
「ひかえめに言っても、これは愛」のストーリー
主人公・天川理沙(あまかわりさ)は高校生の女の子。とてもしっかり者で、何かトラブルが起きても自分の力でスムーズに解決してきました。
そんな理沙が塾の帰り道に出会ったのは、雨の中で座り込んでいる傷だらけの男子。喧嘩をしていたのか、不良のように見えます。
街ゆく人が放置して去っていく中で、理沙は一人立ち止まり、その男子に傘を差し出してあげるのです。救急車を呼ぶかと伝えたところ、断られてしまうのですが、歩いて行ける場所にある病院を教えるなど、自分にできる範囲の手助けを理沙はしてあげます。
後日、バーガーショップにて再会した二人。あの後、ケガの処置はきちんとしてもらえたとのことだったのですが、彼は「助けてもらった恩返しがしたい」と理沙に向かって伝えてきて…。
「ひかえめに言っても、これは愛」の登場人物
主人公・天川理沙はとても自立した女の子です。何かあっても一人で解決できるよう、持ち歩いているカバンはいつもとても重いとのこと。
そんな理沙が雨の降る街で出会ったのは、ケガをして座り込んでしまった同い年くらいの男子でした。理沙はしっかりしているだけではなく、とても優しい心を持った女の子。
男子を見て通り過ぎることはせず、迷わず救いの手を差し伸べたのです。後日再会した時にはすっかりケガも治り、ようやく見つけることができた理沙に対してその男子は笑いかけました。
今度は自分が理沙の力になりたい、助けてくれた恩返しがしたいと伝えてくる彼。きっぱり断った理沙でしたが、その後、とある落ち込む出来事があり…。
一方、理沙に助けられた不良の男子・大平禅(おおひらぜん)は、とても律儀な性格です。助けられてお礼も言わないまま…ではなく、何かあれば頼ってほしいという旨を伝えるなど、ある意味理沙に懐いてきます。
ストレートに自分の気持ちを伝えてくる禅。一緒に様々なアクシデントを経験するたび、慌てたり怖い思いをしたりもするのですが、理沙の傷ついていた心が少しずつ開けていき…。
このコミックの魅力について
「ひかえめに言っても、これは愛」は、不良男子と優等生女子によるラブコメディ漫画作品。真面目でしっかりしているだけではなく、本当は素直になりたい、誰かを頼りたいと悩んでいるヒロインの姿に心を打たれます。
主人公・天川理沙は、「一人で生きていけるほどの強さを持っている」と周囲からは思われがちなのですが、実際はそうではないところも。
塾で講師としてアルバイトをしている大学生・観月(みづき)先生に片想いをしていたのですが、思っているように行動することができず、その恋は破れてしまいます。
そうして泣いているところ、突然そばに現れた大平禅。はじめに助けたのは理沙のほうでしたが、今後あらゆる面で禅から救ってもらうことになります。
お互いの存在が少しずつかけがえのないものとなり、一番の味方となっていく様子がとてもキラキラしていて、つい感情移入してしまう読み手が多いでしょう。
ピンチから救い出してくれた運命の相手
「ひかえめに言っても、これは愛」の1巻は、とても読み応えのある内容となっていますので、ぜひチェックして購入を検討してみてくださいね。
数ある少女漫画の中でもとても奥の深いストーリーとなっていて、ドラマのようなロマンチックな物語の展開の仕方が魅力に。
この作品を読むことで、自分がピンチの時に勇気を出して救いの手を差し伸べてくれるような相手、また逆にこちらが救うことができるような相手がいれば…と思う人も多いでしょう。今すぐ恋がしたくなる作品といえます。
デザート 公式ページ:https://go-dessert.jp/kc/hikaai/
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