Official髭男dism「Chessboard」の歌詞の意味と曲から感じるメッセージ
- 2023/8/24
- 音楽
- Chessboard, Official髭男dism, 意味, 歌詞
公開日 2023年8月24日 最終更新日 2023年8月24日
Official髭男dism「Chessboard」の歌詞の意味については、魅力溢れる曲のため把握しておきたいと思う人は多いですよね。
世界観がとても好きだという人が多いヒゲダン。では今回はOfficial髭男dism「Chessboard」の歌詞の意味と、曲から感じるメッセージについて詳しくお伝えしていきましょう。
コンクールの課題曲として
Official髭男dism「Chessboard」は、第90回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲として書き下ろした楽曲です。
ダブルAサイドシングルとして『Chessboard/日常』をリリースします。「日常」については日本テレビ『news zero』のテーマ曲に起用されています。
Blu-ray/DVDには、2021年8月に開催された「Official髭男dism 『Editorial』発売記念ONLINE FREE LIVE」が初めてパッケージ化。
更に「日常」のレコーディングのドキュメンタリー映像も収録予定ですので、こちらについてもぜひチェックしたいですね。
テーマについて
人生を送る中で誰もが経験することを、二色のチェスボードをモチーフに組曲的に展開するとても壮大な曲になっています。
みんなのうたのオープニング映像も手掛けている杉本晃佑の映像と共に、8月から2ヶ月間NHK総合・Eテレなどで放送されます。
「Chessboard」の歌詞の意味について
この世界はまるでチェスボードのようだと感じるのです。そしてルールがないままに生まれてきたと思うのでしょう。
幸せや悲しみは市松模様のように。そのどの場所かで、息をしている状態なのです。王様さえいないこの盤上にて、自分たちはどのような役を与えられたのかと考えてみるのです。
行ける場所や行くことができない場所、そして目指すべき場所については知らないままで呼吸を続けているのでしょう。
突然誰かが横に来たと思ったら、風が吹いて離れ離れになってしまう。繰り返すこの不時着の数だけが、増えていくメモリーになる。
振り返ってみると猫じゃらしが優しく揺れているのです。白も黒も関係なく芽生えていると思えるのでしょう。
穂先にて心をくすぐるように、枯れずに伸びている姿を自由だと感じる時も。チェスボードみたいなこの世界、自分たちはいつの間にか地に足がついてきたのです。
行く場所や行かない場所、そして帰るべき場所さえも自分で決めて歩いて行くことができるはず。
綿毛のように風に任せてみたい。飛べた頃を思い羨む自分もいるけれど、空の中からでは見落としてしまいそうな1マスも。ここで大切な人と出会うことができたのです。
ゲームはずっと続いていく、このフィールドにて今度はどのような出来事が待っているのでしょうか。一歩ずつ大切に進んでいきたい、種を撒くように。
大きな歩幅にてスッと飛ぶことができるナイトやクイーン。でもそんなふうになれる日ばかりではないのです。
だからこそ躓いたり、進めないまま引き返したりしたのでしょう。こんな日にも、きっと芽生えていることがきっとあるはず。大切な人の足元や足跡から、繰り返し迷いや後悔や旅立ちさえ全て。
綺麗な緑色がこちらには見えるのです。大切な人が生きた証、これは時間と共に育っていくのです。
とても美しい緑色、役に立たない思い出や消したくなるような過去さえも、きっと色づくことができるでしょう。
チェスボードのようなこの世界にて、いつか大切な存在を失うような時がきたとしても。果てないこの盤上にて、また会うことができるかもしれない。この答えについて待つ日が来るまで、知らないままでいてただ息をしていこう。
日々は大切な1コマ
チェスボードの中の1コマにも、大切な意味があるのです。当たり前のように感じる日々だとしても。
そして遠くからでは見えない小さな場所でも、自分にとっては代わりのきかないものかもしれません。
その大切さについて教えてくれる、とても素晴らしい曲になっているでしょう。壮大な曲の中にとても綺麗な世界を感じられるので、今後もずっと大切に聴いていきたいですね。
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