「春の日ぐらし」のストーリーや登場人物について詳しく知ってみよう!
- 2023/2/25
- 漫画
公開日 2023年2月25日 最終更新日 2023年2月25日
「春の日ぐらし」の次巻がこの春発売されることとなり、楽しみにしている人も多いですよね。こちらは白泉社・花とゆめコミックスとして刊行されている少女漫画で、真面目で努力家なヒロインとギャップが魅力的なヒーローのハラハラするような物語。
作者は朝ひおりで、繊細かつキラキラした作風が特徴的です。そこで今回は、そんな朝ひおり先生の最新作「春の日ぐらし」のストーリーや登場人物について詳しくご紹介していきましょう。
「春の日ぐらし」のストーリーについて
主人公・冬月司(ふゆつきつかさ)は、15歳の女の子です。幼い頃に両親と別れてから、田舎にて祖母と二人で暮らしてきました。しかし突然祖母の入院が決まり、お見舞いにも満足に行くことができない距離に耐えられず、司も引っ越しを決意します。
今まで広島で生活していた二人が、いきなり京都で暮らすことに。まだ15歳なのに都会で一人暮らしなどやっていけるのかと心配されつつも、司は京都の高校を受験することを決めるのです。
しかし引っ越してきて初日、早速道に迷ってしまった司。購入したばかりのスマホで調べて一人で解決しようとしたところ、突然現れ司の手を引いたのは、髪の赤い高身長の男性でした。
複数のピアスを身につけ、とても派手な印象です。不良としか思えず、怖い目に遭うのではと思った司ですが、連れて来られたのは写真にてかなり見覚えのある場所。
司がこれから生活する春日荘というアパートで、部屋には明るく優しい仲間が揃っていました。始まる新しい生活に緊張を隠せない司と、見かけによらずとても世話焼きな髪の赤い男性。
彼の名前は春日凛(かすがりん)といい、21歳にしてなんと春日荘の大家なのです。アパートの住人からは「りんちゃん」と呼ばれ愛されていて、いい人のようではあるのですが、強面でとっつきにくい雰囲気があり…。
親しくなれる気がしない中、祖母への愛と恩返ししたい思いだけを胸に新生活へなじみ、アルバイトも始めた司。食事も摂らずクタクタになっていたところ、アルバイト先のスーパーマーケットで大家の「凛ちゃん」に遭遇し、司は慌てふためきます。
しかしその後、凛ちゃんの思わぬ優しさと春日荘の大家になるまでの経緯を知った司は…。
「春の日ぐらし」の登場人物について
「春の日ぐらし」の主人公・司は、真面目でおばあちゃん思いの優しい性格が特徴です。平凡な女子高生のように見えてとても努力家で、慣れない土地でも精一杯自分にできることをやっていこうというガッツのある女の子。
京都の中でも都会の地域で暮らし始めた司は、カルチャーショックに苦しんだり初対面の相手の風貌に困惑したりしながら、アパート・春日荘で生活することになります。幼い頃に大切な両親を失い、優しい祖母に育てられてきた司。
悲しい時や苦しい時におばあちゃんが言ってくれた「大丈夫」という言葉が、いつも彼女を励ましてきました。祖母の入院中もお見舞いを欠かさず、近況報告もしています。
そんな真面目な女子高生・司を今最も困らせているのは、派手な外見で意外性が強すぎる大家・春日凛といえるでしょう。凛ちゃんと呼んでと告げる一見茶目っ気のある彼ですが、赤い髪にたくさんのピアス、そしてからかうような口調が司を戸惑わせるのです。
聞き慣れない京都弁が、司を何かと困惑させる要因のひとつになっているかもしれません。これからすぐそばで生活していくにあたって、よい関係を築けそうにないと思っていた司。
しかし21歳の若さでアパートの大家になった凛には、実は司と同じくおばあちゃんとの大切な思い出があるようで…。
お互いに心を開いて付き合えるようになるのか?
「春の日ぐらし」の第2巻は、2023年3月20日(月)に発売される予定です。第一印象は決してよいものではなかった大家・凛に対して、司は当初と異なる感情を持つようになります。
それは不器用ながら優しい一面を知り、凛ともっと近づきたいと思ったから。しかし第2巻では、凛の幼なじみと名乗る魅力的な女性が現れ、二人の恋は思いもよらない方向に…。
いつか二人が心を開いて付き合えるようになるまで、春日荘の仲間たちと共に見守ってあげたいですね。
白泉社 公式ページ:https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/64515/
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