グラミー賞とはアメリカで毎年開催される音楽イベントで、世界で最も権威のある音楽賞ともいわれています。
音楽業界の振興や支持を目的に行われていますが、グラミー賞を受賞したアーティストは世界的にも名前を広めるチャンスになります。
1958年より開催されている、歴史のあるグラミー賞。受賞したアーティストのその後について、気になる人をピックアップしてみました。
コールドプレイ
世界的に有名なイギリスのロックバンドのコールドプレイは、2000年初頭にプラチナアルバムをはじめ、ワールドツアーなどあちこちで活躍。
7つのグラミー賞を受賞したアーティストで、カニエ・ウエストやJay-Z、フランク・オーシャンなどR&B界とのコラボも話題になったことがあります。
全世界のセールスは1億枚以上で、グラミーはなんと29回もノミネートされています。「U2」を超えるバンドになるのではないか、という専門家の声もありました。
コールドプレイはオリジナルの音楽の魅力を活かし、本国のイギリスをはじめ現在もカナダやアメリカ、オーストラリアなどヒットチャートに名前を連ねています。
グラミー受賞以来は目立った活動がないように思われていますが、最近では2016年代50回スーパーボウルのハーフタイムショーで、ビヨンセやブルーノ・マーズと共に素晴らしいライブショーを披露してくれました。
ジョン・メイヤー
1977年生まれのシンガーソングライターでギタリスト。
ユダヤ系アメリカ人のギタリストで、その技術は世界的に有名なエリック・クラプトンや、BBキングと共演を果たすように業界でも高い評価をされています。
米誌のローリングストーンズでも「現代の三大ギタリスト」に選定されるほど。
2003年グラミー賞では「ユア・ボディ・イズ・ワンダーランド」で、男性ソロアーティストの優れた歌唱に贈られる賞を受賞しています。
愛用のギターメーカー「フェンダー社」と決別した2014年以降、活動があまり聞かれなくなりましたが、2017年にはレコードレーベルコロンビアより「The Search Everything」というアルバムを発表しています。
他のアルバムと比べると、売り上げ枚数は12万枚と減ってしまいましたが、あのギターの音色は相変わらずファンを魅了してくれます。
ボビー・マクファーリン
ジャズでグラミー賞受賞しているアーティストとして、世界的に有名なボビー・マクファーリン。
アル・ジャロウと似た器楽的唱法が特徴で、歌声が独自の魅力です。
「Don’t Worry, Be Happy」は日本でもTVCMで起用されたこともあるので、ご存知の人は多いでしょう。
ジャズ歌手としてグラミー賞を受賞したのは、伴奏に楽器を使用しないアーティストとしては、ルイ・アームストロング以来。
1985年~1988年の間は、毎年受賞アーティスとの仲間入りを果たし、日本にも何度も来日している人気者です。ジャズのパフォーマンスだけでなく、40歳になった時は自分へのプレゼントとして、サンフランシスコ交響楽団で指揮をしたことも。
2015年の来日を最後に、あまり日本でお目にかかることはありませんが、音楽会では刺激的な活動を未だにされています。
グラミー賞のアーティスト達は今も活躍中!
音楽は人々の生活に、息を吹き込んでくれる素敵な存在です。
グラミー賞で注目されるアーティストたちには、いつまでも素敵な音楽を提供してほしいですね。