GLIM SPANKY「Glitter Illusion」の歌詞の意味と曲に込められた思いとは
- 2023/11/29
- 音楽
- GLIM SPANKY, Glitter Illusion
公開日 2023年11月29日 最終更新日 2023年11月29日
GLIM SPANKY「Glitter Illusion」の歌詞の意味については、アルバムのリード曲として公開されたこともあり、深く知っておきたいですね。
MVもとても魅力的な仕上がりです。では今回はGLIM SPANKY「Glitter Illusion」の歌詞の意味、そして曲に込められた思いについて詳しくお伝えしていきましょう。
GLIM SPANKYとは
GLIM SPANKYは松尾レミと亀本寛貴によるロックバンドユニットです。1960年代から70年代のロックやブルースを基調にして、独特な感性と現代的な感覚にて楽曲を表現しています。
幅広い世代に人気のある魅力溢れる男女2人組のロックユニット。デビューしてすぐに、音楽好きの多くの業界人から絶賛されています。
更には有名ミュージシャンからも絶賛され認められている存在なので、今後の活躍にも期待したいですね。
バンド名の由来とは
高校生の頃から幻想文学を読むようになった松尾レミは、「(ろうそくの)光」や「灯火」という幻想的な意味を持つ英単語のGLIMを、バンド名に使おうと考えたのです。
そして幻想的なイメージとは真逆の攻撃的な響きを持つSPANK(平手打ち)という言葉をくっつけて、GLIM SPANKYというバンド名が誕生しました。
対極的なイメージを持つバンド名は、音楽性にも影響を与えています。彼らの音楽にとても合っていますね。
MVについて
「Glitter Illusion」のMVには、GLIM SPANKYと親交がある女優の中田クルミが出演しています。
今回のMVは、ひとりの女性の現実と夢の狭間を描いた内容になっているのです。実際に中田クルミはコメントで、社会に出るための鎧のように愛する服を纏い、夢を具現化するために迷いながら歩み続ける自分たちを鼓舞してくれる、そんな楽曲に出会い携わることができたことを誇りに思うと語っています。
GLIM SPANKYの松尾レミも、中田クルミの存在がこの曲の世界観をグッと引き締めてくれていると話しているのです。
りんごが軸になっているストーリーなので、アダムとイヴなのか白雪夢と毒林檎なのか…など、様々な捉え方ができるMVに仕上がっているためぜひチェックしたいですね。
「Glitter Illusion」の歌詞の意味について
よれたメイク、滲んでいることを感じているのです。何時なのか誤魔化さずに言ってほしいのです。優しいトゲみたいな指の仕草が、綺麗で悲しみを感じるのでしょう。
いつまで待つのだろう、愛なんてきっとないのです。どうかしていると自分でも思っている、だけど今はどうしようもない思いがあるのでしょう。
光るラメを思い切りのせてみたい、そうすればもう一度輝けるように思うから。満たされないカルマの渦があるのです。でも解らないと感じるのなら何も言わないでいてほしい。
本当の答えなんて既に分かっているのです。でももう少し夢を見せてほしい思いがあるのでしょう。目覚めたくない気持ちがあるから。
ぬるいビールを溢して、何時でもいいから遊んでほしい。冷たいバラのように感じる嘘のつき方、それだけは教えてほしいのです。
光るラメを今夜こそはのせて、誰よりも輝いてみたい思いがあるから。複雑なドラマかもしれない、でも馬鹿にするのなら何も言わないでいて。
本当の答えなんて、もうとうに分かっている。だからもう少し夢を見させて。目覚めたくない思いがあるのです。
あなたが私を愛してくれないとしても、私は自分で自分を抱きしめたい気持ちがあるのです。だから今は、光るラメを思い切りのせてどこまでも輝いていたい。
満たされないこのカルマの渦の中、何も変わらないのなら何も言わないでいてほしい。本当の答えなどもう分かっているのに。だからもう少し夢を見させて。目覚めたくない気持ちがあるから。
引き込まれるような世界に
様々な思いが混在している中、聴いているとその世界に引き込まれると感じます。夢と現実の狭間だからこそ、不思議な感覚になるのでしょう。
自分の中にもこんな思いが眠っているかもしれない…と、聴きながら思う人は多いはず。一度聴くとこの世界にもう一度入ってみたくなるような、とても魅惑的な曲になっているのです。
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