EXITのコンビ名の由来が気になる、知りたいという人もいるでしょう。EXITの兼近大樹とりんたろー。は、「24時間テレビ」(日本テレビ系)のチャリティーマラソンや、結婚などで、2022年夏も大きな話題になりました。
今回は、人気お笑いコンビ「EXIT」にスポットライトを当ててみましょう。
笑顔の24時間ランナー
2022年8月27日~28日に生放送された「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)で、EXITの兼近が多くの人に勇気と感動を与えてくれました。
30年前に間寛平から歴史を刻んできた恒例のチャリティーマラソンランナーに、兼近自ら志願して100kmマラソンにチャレンジ。
できるだけ体力を温存するために省エネ走法を優先することが通常ですが、兼近は沿道の声援に笑顔で応え声を掛け、手を振りポーズを取るなどして、芸風のチャラ男のキャラでファンサービスを続けました。脚よりも腕の疲労や痛みが先にきてしまい、腕にテーピングをして頑張っていたのが印象的です。
終盤は苦悶の表情を浮かべて、脚の痛みや疲労と必死に格闘する姿が、過去の24時間テレビの定番で、感動を呼ぶシーンでもありました。
兼近は苦しい姿をほとんど表に出さず、笑顔を徹底してサービス精神を貫く姿や、ファンを大切にする姿勢に感動した人は多いでしょう。芸人としてのプロ意識の高さや優しい人柄が感じられますね。
芸人として与えられた環境に感謝する思いを笑顔で走ることで伝えました。相方のりんたろー。が兼近を細かく気遣いながらサポートする姿も素敵でした。コンビ仲の良さもEXITの魅力のひとつですね。
EXIT結成までの経歴
兼近大樹(愛称:かねちー)は、1991年5月11日生まれ、北海道札幌市の出身です。将来有望な野球少年でしたが、家庭の事情によって中学生で野球の道を諦め、働いて家計を支えることに。
20歳の時に、又吉直樹(ピース)のエッセイ集を読んで影響を受け、芸人を目指して将来執筆もしたいと希望を持ちます。
2013年にNSC東京校の19期生として学び、2014年からコンビ「ぷりずん。」で活動しますが、2017年に解散します。
りんたろー。(本名:中島臨太朗)は、1986年3月6日生まれ、 静岡県浜松市の出身です。学生時代サッカーのキーパーでプロを目指していましたが、大学4年生の時にプロテストで怪我をして、サッカーの道を断念します。
2008年にNSC東京校の14期生として学び、2011年からコンビ「ベイビーギャング」で活動しますが、2016年に解散。ピン芸人としてオネエ漫談をしていた時期もありました。
EXITのコンビ名の由来は?
兼近もりんたろー。も学生時代の挫折があり、芸人になってからも挫折を経験していました。兼近が5年先輩のりんたろー。を誘い、M-1グランプリ2017にエントリー。即席のコンビ名は「SCANDAL」でした。3回戦まで進み、正式にコンビを結成することに。
コンビ名の由来は、「EXILEのような名前にしたい」とりんたろー。が英単語を調べて、EXITを選択しました。EXITは出口の意味なので、多くの人の辛い状況から脱する出口になれればという思いを込めようと、兼近も賛成。
自分たちのこれまでの辛い状況からの出口でもあったのかもしれません。
瞬く間に人気コンビに急成長
コンビ結成後瞬く間に、チャラ男コンビのポップなパリピ芸風が若者にうけて、2018年には単独ライブが完売する人気となります。
2018年7月に「ゴッドタン」(テレビ東京系)で、「今のバラエティで売れそうな若手芸人」の第1位で紹介され、「おはスタ」に出演してレギュラーに。2019年には大人気コンビに急成長しました。
ベビーシッター(兼近)と介護(りんたろー。)の仕事もしていたという2人。軽いノリのチャラい芸風も、根は真面目で人柄の良さがにじみ出ていて、幅広い世代で好感度がアップしました。
強い信頼関係でさらなる活躍が楽しみ
EXITはバラエティ番組で大活躍し、音楽活動もするなど活動の幅を広げています。兼近は2021年10月に念願の小説「むき出し」を出版し、りんたろー。はタレントの本郷杏奈と2022年8月に結婚するなど、大きな話題になりました。
強い信頼関係の2人で、EXITのさらなる活躍が本当に楽しみですね。
吉本興業公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6547
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