「永遠の831」の内容については、今とても話題になっているということもあり、詳しく知ってみたいと感じる人が多いですよね。
こちらはCRAFTARによる制作、神山健治による監督・脚本で生み出された長編オリジナルアニメーション作品。とてもミステリアスな印象を受けるタイトルですが、実際のところはどのようなストーリーに仕上がっているのでしょうか。
今回は「永遠の831」のあらすじや登場人物、さらにこの作品の制作がスタートしたきっかけなどについてもお伝えしていきましょう。
「永遠の831」について
「永遠の831」の監督・脚本を担当したのは神山健治です。これまでには「精霊の守り人」「東のエデン」「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」、さらに「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズなどの制作に携わってきました。
では、今回「永遠の831」が制作されるきっかけとなったのは何だったのでしょうか。こちらは実はWOWOW開局30周年記念として作り出されたもので、2022年1月にWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて配信されていたのです。
様々な課題を抱えた現代の日本社会をコンセプトとしていると、監督・脚本担当の神山健治はコメントしているようなのです。
さらに「永遠の831」はWOWOWでの限定配信ではなく、2022年3月に全国劇場で公開されることに。果たしてどのような作品に仕上がっているのか、ぜひ詳しく知っていきましょう。また、入場特典の制作についても気になるところなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「永遠の831」のストーリー
主人公・浅野スズシロウ(あさのすずしろう)は、東京都内の大学に通っている青年。彼には誰にも言うことができない秘密があるのですが、それにより世の中の状況が大きく変わっていってしまうのです。
スズシロウの秘密というのは、自分自身の意思とは裏腹に周囲の時間を止められてしまうこと。この「時間を止める能力」は、自分でコントロールができさえすれば状況を有利に持っていくことができそうなのですが、それについてはなかなか思い通りにいきません。
また、スズシロウがある日出会った女子高生・橋本なずな(はしもとなずな)は、なんとスズシロウと同じ能力を持っていたのです。
なずなには両親がいなく、唯一の肉親である亜川芹(あがわせり)と共に生活しています。しかしその芹と関わることにより、なずなの能力はよくないことに利用されてしまっていました。
そのことを知ったスズシロウは、なずなに協力したいと考え…。
登場人物について
スズシロ、ナズナ、セリと「春の七草」を連想させる名前が気になる「永遠の831」の登場人物たち。それぞれのキャラクターには他人に打ち明けづらい事情があり、劇中でひとつひとつにクローズアップしていくさまがとても興味深いのです。
主人公・浅野スズシロウは、東京に住んでいる青年。新聞販売店にて働きながら、都内の大学に通っているようです。彼はとても真面目な性格で、自分にとっての正義に対してとてもまっすぐな人物。
しかし、それにより過去に深く傷ついてしまいました。過去に巻き込まれてしまったとある出来事がきっかけで、スズシロウは「時間を止める力」を持つようになるのです。
この浅野スズシロウのキャラクターボイスを担当しているのは、人気声優の斉藤壮馬。また、スズシロウと同じ能力を持つ女子高生・橋本なずなは、異母兄の芹と二人暮らしをしています。
やむを得ず芹のしていること、所属している組織に加担していて、本音では苦しい思いをしてきました。そんななずなを救いたいと感じたスズシロウ。
映画本編でどのような結末が待っているのか、とても気になりますね。
魅力的なキャラクターたちと気になる展開
「永遠の831」の劇場版アニメは、2022年3月18日(金)に公開されました。WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドのみにとどまらず、これからも様々な人たちの目に触れ、愛される作品になることでしょう。
興味がある人は、お近くの劇場にて観るためにぜひ詳しくリサーチしてみてくださいね。
☆こちらの記事も読んでみてくださいね!