「サイダーのように言葉が湧き上がる」のあらすじと魅力を知っておこう
- 2021/7/1
- 映画・アニメ
- サイダーのように言葉が湧き上がる
「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、2021年夏に公開予定のフレッシュなアニメ映画。タイトルも夏の爽やかさをイメージさせるものなので、どういった内容の作品なのか、とても気になりますね。
今回は「サイダーのように言葉が湧き上がる」について、あらすじや魅力をお伝えしていきましょう。
ストーリーは?
人付き合いが苦手な少年・チェリーは、他人が話しかけてきてもそれに応じることのないよう、常にヘッドホンを装着しています。
趣味としている俳句にだけ、自身の思いを乗せることができていました。そんな中、近くにあるショッピングモールで、彼は少女と出会います。
少女はスマイルというのですが、ある事情からいつもマスクをつけているのです。そんな二人が通じ合うのは、どのようなことがきっかけになるのでしょうか。
自分自身へ抱く不満や不安、そしてそれらから解き放たれる瞬間を描いた「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、2021年7月22日(木)公開予定です。
登場人物について
主人公のチェリーは17歳。本名を佐倉結以(さくらゆい)といいますが、あまりメインで紹介されることはないようです。
人との会話を苦手としていて、できるだけ避けてきたチェリー。短文型のSNS「キュリオシティ」に自作の俳句を投稿し続け、そこで自己肯定感を培ってきたのでしょう。
とはいえ、緊張しやすいところがコンプレックスとも語っている彼。人とやりとりをし緊張すると、上手く話をすることができなくなってしまうところがあります。
近所のショッピングモール内にあるデイサービス「陽だまり」でアルバイトをしているのですが、そこである日突然、見ず知らずの少女の秘密を知ってしまうのです。
それがスマイルという女の子。動画配信サービス「キュリオ・ライブ」にて活躍している女子高生で、自分から話をすることがとても好きなタイプです。
しかし自身の歯を気にしているということで、矯正中の歯を人に見られることのないよう、常にマスクを漬けているようなのです。
他にも、デイサービス「陽だまり」に通う老人のフジヤマ、チェリーの友人でラテンアメリカ系の少年・ビーバーなど、明るく愉快ではありますが、それぞれが他人にわからない悩みを抱えた奥の深い登場人物が多数存在します。
爽やかさに潜む様々な気になること
「サイダーのように言葉が湧き上がる」のタイトルは、主人公の趣味である俳句を意味しているのかもしれません。もしくはコミュニケーションをとるのが苦手な中、少女・スマイルと出会って人柄ごと変わっていく様子を表しているのでしょうか。
この作品は、ストーリー性、メッセージ性だけではなく、それぞれのキャラクター・ボイスも魅力のひとつになっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。