back number「新しい恋人達に」の歌詞の意味を考察!ドラマ主題歌としての魅力
- 2024/8/15
- 音楽
- back number, 意味, 新しい恋人達に, 歌詞
公開日 2024年8月15日 最終更新日 2024年9月15日
back number「新しい恋人達に」の歌詞の意味は、ドラマ主題歌としての書き下ろし曲でもあるためとても興味深いですね。
では今回はback number「新しい恋人達に」の歌詞の意味と、ドラマ主題歌としての魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマについて
back number「新しい恋人達に」は、フジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』の主題歌です。
このドラマは、2022年に大ヒットしたドラマ『silent』の脚本家の生方美久と風間大樹監督、そして村瀬健プロデューサーによるチームにて制作されました。
目黒蓮が主演を務める親子の物語であることから、始まる前からかなり注目されていたのです。
ドラマのストーリー
主人公の男性の月岡夏は、大学時代にふとしたきっかけで南雲水季という女性と交際するようになり、幸せな日々を送っていたのです。
ところが就職活動をしはじめようとした頃、突然彼女から別れを切り出されることに。そして2人は別れてしまったのです。
それから7年が経ち、新しい人生を歩んでいた夏のもとに大学時代の友人から連絡がきました。
この時に、夏は大学時代に交際していた水季が亡くなったと知ります。別れを告げられてからは一度も会っていなかったので、この事実に対して実感が湧かない状態に。
葬式に向かった夏は、そこで海という名の幼い女の子と出会います。その女の子が水季の子供だと知った夏は驚きを隠せません。
水季の母親からも自分が海の父親だと聞かされることに。自分の知らないところで、自分との間にできた子供を産み育てていたと知った夏は、水季が過ごした7年を心に描くのです。
「新しい恋人達に」の歌詞の意味について
まるで光が閉じてしまうように、会えない人がまた増えてしまったとしても、自分は大人になることができなかったのです。でもこのことを誰にも言えないままでいるのでしょう。
素敵なものや大事なものを、両手に抱えきれないほどもらった。それなのに自分からは何も返せていないように感じるのです。
指先で雲をなぞっても自分にはもう見えないし届かない、それでも何かを描ける君がいるのです。
そんな君にかける言葉がもしあるとしても、自分にはとても探せないように感じるのでしょう。
頼んだ覚えなどなくても、守られてきた事については既に理解しているのです。自分にはできないけれど、君には優しくあってほしいと願って祈っているのでしょう。
似合っていないとしても、何もかも足りないとしても投げ出し方が分からないのです。だからここにいるしかないという思いがあるのでしょう。
まるで張りぼてに描いた虹や手垢にまみれたバトンだとしても、何かひとつ渡せるものが見つけられるはず。もしこれができたのなら、少しは胸を張ることができるという思い。
絵本を閉じると終わりのページになる。これはきっと誰かの人生の一部なのです。でも誰の人生なんだろう。登場人物なのか、作者なのか。自分で分からも分からず、何が大切な人にとって最善なのだろうと苦悩しているのです。
真白な君の未来に対して、真白なままで君が色を塗れますようにと願っているのです。指先で雲をなぞっても僕にはもう見えない、でもそこに君は描くことができるのです。
かける言葉がもしこの世にあったとしても、自分には探すことなどできないだろう。でもいつか君が誰かを、何としても幸せにしたいと願う日に笑って頷けたのなら、それで充分という思いがあるのです。
大切な人に伝えたい思いを感じる曲に
日常の中で起こる変化に対して悩みながらも、精一杯生きようとしている姿を感じられる曲になっています。
そして未来に向けてバトンをつないでいこうとしているのでしょう。このため大切な人に届けたいメッセージが、優しさと温もりと共に込められているのです。ドラマの世界と共に、曲の魅力ついてもぜひ堪能したいですね。
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