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公開日 2024年12月10日 最終更新日 2024年12月10日

「天久鷹央の推理カルテ」がアニメ化することが決定し、改めてストーリーを知りたいと思っている人は多いでしょう。本作は、「天久鷹央」シリーズと呼ばれるメディカル・ミステリー小説が原作です。

では今回は、そんな「天久鷹央の推理カルテ」のストーリーや放送情報について詳しくご紹介していきましょう。

天才医師が様々な謎を解き明かす！

「天久鷹央の推理カルテ」は、2025年1月1日（水）より放送開始となる予定です。初回は第1話・第2話同時放送とのことなので、重量感のあるエピソードを見逃さないようにしたいですね。

本作は、知念実希人先生による小説「天久鷹央」シリーズが原作です。刊行がスタートしたのは、2014年10月のこと。新潮文庫nexから刊行されている小説と、既刊を加筆修正して掌編を追加した実業之日本社文庫からの完全版、そして新作長編と新作短編集が存在します。

さらに10周年を記念した完全新作「猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ」が2024年10月4日（金）に発売され、シリーズの累計発行部数は300万部を突破しています。

医療系の作品は、外科医を中心としたものが多い一方で、本作は診断医としての能力や知識が鍵となっています。主人公の女医の元には、日々様々な謎が集まってきます。

診療困難とされる患者たちや、警察すら手に負えない事件など、誰もが音を上げるようなあらゆる謎を天才医師が解き明かしていく物語です。

 

「天久鷹央の推理カルテ」のストーリー

主人公・天久鷹央（あめくたかお）は、27歳の女性医師です。天医会総合病院の副院長兼統括診断部部長で、理事長の次女でもあります。

彼女の元には、診断困難とされる数々の病気や、警察が対処できない様々な謎が集まってきます。河童に会ったと語る少年や、人魂を見たと語る看護師など、摩訶不思議な出来事に遭遇した人々の話を聞く鷹央。

ところが、それらの事件には実は思いもよらない「病」が隠されていたのでした。博学多才な天才医師・鷹央は、難解な事件を解き明かすことができるのでしょうか。

2025年冬期に放送されるTVアニメ「天久鷹央の推理カルテ」は、ベストセラーを生み出した原作者・知念実希人と、珠玉のイラストレーター・いとうのいぢによって描かれます。

原作者はなんと現役医師であり、知識や経験を活かした医療ミステリーは、長年にわたり多くの人から愛されています。元日に放送予定の第1話・第2話は、貴重な書き下ろしの完全新作エピソードとのこと。血液が青い男性が隠し持つ秘密とは何なのか、結末まで目が離せないストーリーです。

 

本作の魅力について

「天久鷹央の推理カルテ」は、ギャップが魅力的な主人公が人々のために奔走する姿に胸が高鳴る物語です。主人公・天久鷹央は、27歳の天才医師でありながら、かなり小柄で童顔な見た目をしています。

このため高校生、時には中学生に間違えられることもあるのです。しかしその一方で、超人的な知能の持ち主であり、記憶力や計算力に長けていることから、あらゆる難事件も「診断」によって解決することができます。

それでいて、周囲を振り回す破天荒な性格で、カレーライスと甘いものしか食べない偏食家でもあります。並外れた実力を誇る天才でありながらも、親しみを感じさせる要素がたくさんあることで、とても魅力的な人物であると感じます。

そして、そんな彼女を支えているのは、同じく統括診断部に所属する医師・小鳥遊優（たかなしゆう）。彼は真面目で誠実な性格で、自由奔放な鷹央に翻弄されながらも内科医として懸命に経験を積んでいます。

他にも、鷹央に憧れる研修医の鴻ノ池舞（こうのいけまい）、鷹央の姉で天医会総合病院の事務長を務める真鶴（まづる）、鷹央の叔父で天医会総合病院の院長を務める大鷲（おおわし）なども登場し、とても賑やかな世界観が表現されています。

 

知識たっぷりでハラハラ感も楽しめる医療ミステリー

本作は、医療とミステリーの要素が絶妙に融合した作品であり、緻密なキャラクター設定も相まって結末までしっかり楽しめます。

原作では、医療に関する知識が得られるうえに、恐怖を感じるミステリーではないのでハラハラ感もクセになるでしょう。2025年になればTVアニメの放送がスタートしますので、その前に原作をチェックしておくのもお勧めです。

 

TVアニメ「天久鷹央の推理カルテ」公式HP：https://atdk-a.com/

「天久鷹央」シリーズ 特設サイト：https://www.j-n.co.jp/amekutakao/

 

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