公開日 2023年11月21日 最終更新日 2023年11月21日
Aimer「白色蜉蝣」(ヨミ:シロイカゲロウ)の歌詞の意味については、ドラマ主題歌でもあるためとても興味深いですよね。
表現力と歌唱力の高さから、とても人気のあるアーティストAimer。今回の曲についてもその世界観がとても楽しみです。
ではAimer「白色蜉蝣」の歌詞の意味、そしてドラマの主題歌としての魅力について詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となるドラマについて
Aimer「白色蜉蝣」が主題歌となっているのは、NHKドラマ10「大奥Season2」です。よしながふみによる作品「大奥」は3代将軍の徳川家光の時代から幕末の大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸の世界を描いてセンセーションを巻き起こしました。
現代社会が直面する課題を、オリジナリティ溢れる表現で鮮やかに描いた傑作コミックを原作にしたドラマです。
8代将軍の徳川吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が江戸城無血開城のために奔走した幕末の大政奉還の物語を初めて映像化した内容になっています。
MVについて
Aimer「白色蜉蝣」は、Aimerが12月6日にリリースする23枚目のシングルです。そしてMVをドラマ放送の直前、11月14日21時にプレミア公開をしました。
ミュージックビデオでは、踊るふたりのバレリーナによって、白と光が強調されたモノクロの映像になっています。
そして壮大な世界観を静かで安らかな雰囲気の中、優雅に描く作品になっているのです。こちらについても是非チェックしておきたいですね。
「白色蜉蝣」の歌詞の意味について
百年先に紡いだ世界にて、光に消されてもし僕が見えないとしても、暗闇の中で描いた希望は絶えずに胸を動かしていくのです。
諦めと祈りを感じて恐れと願いを持ちながら。触れては失いそしてもう一度会いたい思いを持ってきたのです。
絶え間ない風が吹く、この中で息を止めてそして目を凝らしているのでしょう。涙や笑顔も胸に種を蒔くことができるのです。
果てしない雨に打たれたとしても、やがて時は動きだすはず。そして開いた雲間に、今こそ高く飛び立つのです。
足元をすり抜けた羽根が、訪れる雨を教えてくれる。でも終わりを告げる夢や目覚めの歌については、寄せては遠ざかるものなのです。でももう一度触れたい思いがあるのでしょう。
それなのにもう二度と合えない。このことについても分かっているのです。
止まることのない波にのまれ、そして流れ着いては手を繋ぐ。重ねていく傷の痛みを刻み込んで咲かせよう。
忘れないすれ違ったこと、そして信じあえた想いをこれからも強く抱いて歩もう。届かない空まで遠く遠く羽ばたいていくのです。届かないと分かっていても、高く高く昇っていく思いを持ちながら。
Aimerのコメントについて
Aimerは「大奥Season2の主題歌を担当するということをとても光栄に思います。」と話しています。これまでの日本とは違う国になっていく最中の激動の時代を、様々な思いを抱えながら精一杯生き抜いた数々の将軍と従者たち。
そこには運命の物語があり、心を打たれるものでしょう。大切なものを守りたいと切に願う気持ちは人が人である限り、きっといつの世も変わらず心に生まれ出でるものなんだろうとコメントをしています。
そして「この曲が『大奥』と共に在れたらとても嬉しいです。」という願いを伝えているのです。
幻想的な世界が魅力的な曲に
とても優しくそして穏やかな世界が広がるのを感じます。まるで読み聞かせをしてくれているように、歌詞が心の中に自然に入ってくるのです。
心に焦りを感じた時などに聴くことができると、少し心を落ち着かせてくれる曲だと思います。
メッセージについても、ドラマとの関連性を感じながら心に染み入るように届くと思う人はとても多いのではないでしょうか。
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