哀川翔の年齢や経歴などが気になるという人もいるのでは。「舞いあがれ!」でNHKの朝ドラに初出演をしていて、さらに娘の福地桃子も女優として活躍をし始めているなど、親子で話題になっていますね。
今回は、哀川翔にスポットライトを当ててみましょう。
朝ドラで哀川翔が演じている役は?
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」で哀川翔が演じている役は、長崎・五島列島で船大工をしている木戸豪です。
主人公の舞が療養のために東大阪から祖母が暮らす五島にやって来て、小学3年生の舞が祖母(高畑淳子)とふたりで生活をともにしながら、前向きに生きる強さを養っていきます。
亡くなった祖父の船を造った船大工の木戸は、ラジオを修理してくれたり、魚を届けたり、ひとり暮らしの祖母を気遣い続けている優しく頼れる気さくな男性です。
哀川翔の釣り好きという趣味や、面倒見がいい温かみのある兄貴的なキャラクターとぴったりとはまる役柄でしょう。
主人公の舞は五島でバラモン凧に興味を持ち、大空や飛行機に夢を抱くようになって、ストーリーが展開していきますが、空や飛行機と対比するように海や船といった島での暮らしが、いい演出になっています。
大きく成長した舞が、再び五島の温かい人たちと再会するシーンを是非見たいですね。
哀川翔の芸名の由来について
哀川翔(本名:福地家宏)は、1961年5月24日生まれの61歳(2022年10月現在)、鹿児島県の出身です。
父は早稲田大学を卒業後、海上自衛隊で幹部の自衛官としてパイロットをしていました。父の勤務の関係で、徳島県(徳島市)で生まれ、山口県(岩国市)・栃木県(宇都宮市)・千葉県(館山市)と転居を繰り返す幼少期でした。
10人が殉職する航空機の訓練事故が発生し、母の実家がある鹿児島県鹿屋市で暮らすことになりました。NHKの「ファミリーヒストリー」で、哀川翔の生い立ちが2016年に放送され、5歳で父の最後を確認したことに涙した人も多いのでは。
哀川翔の芸名の由来は、「哀しみを川に流して翔びたて」という思いが込められています。「翔」の名前にはパイロットだった父の面影を重ねているのかもしれません。父を亡くしてから、家族を守る長男として気丈に振る舞い続けた気持ちや意志の強さが感じられますね。
路上パフォーマンスから芸能界へ
中学時代は柔道部で、高校では体操部と陸上部だった哀川翔。体育教師を目指していた時期もありました。24歳の時に芸能人の運動会で、当時芸能界一の短距離ランナーと言われた26歳の井出らっきょに勝ったこともあるほどの高い運動能力です。
1983年の頃から「劇男一世風靡」のメンバーとして路上パフォーマンスをおこなうようになり、派生した7人組ユニット「一世風靡セピア」で1984年にデビュー。ヒット曲を連発して、まさに一世風靡しました。1986年にはソロ歌手デビューも果たしています。
1988年に同じ鹿児島出身の長渕剛主演ドラマ「とんぼ」に出演して、本格的に俳優として活躍するようになりました。2005年には映画「ゼブラーマン」で第28回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞しています。
哀川翔が「舞いあがれ!」で、NHK朝ドラに出演するのが初めてというのは少し意外な感じもしますね。NHK大河ドラマでは3作品に出演しています。
映画やVシネマなどのバイオレンスな作品で主に主演を務めるなど活躍し、アウトロー的な役柄や漢気のある威勢のいい役が似合う印象もあったのでしょう。
気さくで温かい演技が好評
近年はカブトムシなど昆虫飼育をはじめ多趣味でも知られ、YouTubeチャンネルやバラエティ番組に出演するなど、親しみ感のある一面を見せています。
「舞いあがれ!」での気さくで温かい演技が好評です。今後、ホームドラマにも出演が増えそうな感じがします。
公式サイト:https://showaikawa.com/
☆こちらの記事もチェック!
>>>京本大我がドラマ初主演!ジャニーさんとの親子2代の縁がすごい