秋はいつから始まるのか、正確な日時を知っている人はいるのでしょうか。
夏の激しい日照りが徐々に優しくなり、気づくと周辺では紅葉がスタート。秋の始まりは「いつの間にか」というイメージを抱く人が多いですよね。
季節の変化はファッションやイベントなど、さまざまな計画に影響を与えます。
そこで気になる「秋はいつから始まるか」という内容。季節の変化についてご説明していきましょう。
暦では8月初旬が秋のスタート
秋はいつから始まるのかと聞かれると、ほとんどの人は9月~10月くらいを想像します。
暦上では「立秋」は8月7日からとなりますので、夏の最中にすでに秋がスタートすることになっています。
立秋というのは「初めて秋の気が立つ」という意味で、暑さが下降していく境目の日です。実際の気温を考えても立秋前後は一年で最も暑く、秋というよりはまだまだ夏ですよね。
温暖化が問題になる今の時代、明治と比較すると夏の平均気温は、2度ほど高くなっているといわれています。
肌寒さを感じるのはいつから?
秋はいつから始まるか?という疑問ですが、なんとなく肌寒くなったり、刺すような太陽の日差しがなくなったりすると、いよいよ季節の変化を感じます。
秋を体感するのは肌寒さや虫の声、日が短くなった時と回答する人が多いといわれていますが、季節の変化は知らない間に訪れています。
9月になると日中はまだ暑くても、朝晩が過ごしやすくなる日が続き、熱帯夜の苦痛から解放されますよね。
虫の鳴き声で秋を感じる人も多く、こおろぎの声は夏の終わりと秋の始まりを同時に感じ、なんともいえない気持ちになるでしょう。
田舎に行かないと見かけなくなった赤とんぼも、日本の秋を代表するもののひとつです。
秋服はいつから着るもの?
肌寒い日はカーディガンを羽織ることが多くなり、薄手のジャケットも同じように活躍します。
徐々にファッションも変化する時期で、秋のコーディーネートが待ちきれないオシャレな人も多いですよね。
洋服の季節感は最近なくなりつつあるので、冬でも薄手の洋服を着たり秋なのに春っぽいカラーを選んだりする人もいるでしょう。
一般的には秋服を着用するのは、最高気温が25度未満になった頃がタイミングとされています。25度未満になると半袖では肌寒く感じるため、必然的に長袖が増えてきます。
季節感を出すなら、ブラウン系やカーキ色などを取り入れると素敵ですね。
秋を周りよりも早く体感しよう!
秋はいつから始まるか、暦や天気予防などを参考にするのもよいですし、周囲の服装の変化を素早くキャッチすることも方法です。
何よりも季節の変わり目をあらゆるところで実感できるように、いつも敏感に暮らす心のゆとりが大切なのでしょう。