SEKAI NO OWARI「図鑑」の歌詞の意味が気になる!劇場アニメとしての魅力!
- 2025/8/18
- 音楽
- SEKAI NO OWARI, 図鑑, 意味, 歌詞

公開日 2025年8月18日 最終更新日 2025年8月18日
SEKAI NO OWARI「図鑑」の歌詞の意味については、劇場アニメ主題歌でもあるため内容を深く知っておきたいですね。
では今回はSEKAI NO OWARI「図鑑」の歌詞の意味と、楽曲の魅力を詳しくお伝えしていきましょう。
主題歌となる劇場アニメとは
SEKAI NO OWARI「図鑑」は『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』の書き下ろし楽曲です。
あらすじとしては、何者にもなれずに立ち止まっていた大学生・りせが、亡き祖母の遺した一通の招待状に導かれて不思議の国へと飛び込んでいく姿が描かれています。
“ふつうじゃない”があたりまえの世界には、せかせかと急かす白ウサギ、ひょうひょうとしたマッドハッター、自由すぎる三月ウサギ、ミステリアスなチェシャ猫など、個性豊かなお馴染みの住人たちが次々と登場します。
ユニークなキャラクターたちの言葉に振り回されながらも、りせは自分の本音と向き合い、少しずつ前に進み始めるのです。
MVについて
「図鑑」のMVのアニメーション制作を手がけるのは、繊細な感情表現に定評のあるP.A.WORKSです。
鮮やかでやさしい色彩で描かれたワンダーランドの世界観に、悩みや葛藤そして心の機微が丁寧に織り込まれた映像に仕上がっているでしょう。
内容としては就職活動に悩み、自分らしさを見失いかけていた大学生・りせに、アリスが「大丈夫よきっと、だってここはワンダーランドなんだもの」と元気づける場面から始まります。
MVの終盤では、「図鑑にはいない僕と君は」「根を張る場所を探し求めて」などの歌詞が、アリスとともに前へ進み出す主人公りせの姿と重なるでしょう。
「図鑑」の歌詞の意味について
まるで水を知らない魚のようだと感じるのです。今あるものに対して僕らは鈍感なように思うのでしょう。
ありのままではいられなかったのです。自分だけ違う図鑑の生き物のような気持ちに。枯れていくものに対して苦しさから膝をついたのでしょう。それでも日々を続けて行く自分たちがいるのです。
茹だる夏にシロクマ、闇に咲く花のように。呼吸する為の空気が目減りする中で、居場所を探している、そんな生き物なんでしょう。図鑑にはいない僕と君だと感じられるのです。
銀世界を駆けるライオンや水中のサボテンのように。
呼吸する為の空気が少ないとしたら、あざみの綿毛のように飛んでゆけばいい、そうどこまでも。根を張る場所を探し求めているのです。
光を知らない花のように手にしたものに対しては傲慢な僕らがいるのでしょう。ありのままで貴方は十分だという、ごまかしや騙しがこの街を美しく飾るのです。
飢えていき渇いていったのです。それでも夜明けを待つ自分たちがいるのでしょう。雷鳴の空を飛ぶコウモリや炎天下のペンギンのように。呼吸する為の空気が目減りしていくのです。
このような中で居場所を探しているのでしょう。そんな生き物同士なのです。こうして僕と君は出会ったのでしょう。
電線にとまったペリカンや大都会の蛍のように、この街で暮らす僕らの呼吸をする音がするのです。
確かに存在している、そしてここにいると叫んでいるのでしょう。図鑑にはいない僕と君だから。
茹だる夏に生きるシロクマと闇に咲く花があるのです。呼吸の為の空気が目減りする中で、居場所を探している、そんな生き物なのでしょう。図鑑のページには風が吹いていくのです。
あざみの綿毛のように飛んでゆこう、そうどこまでも。根を張る場所を探し求めて行きたいのです。
Saori(SEKAI NO OWARI)
今回の楽曲提供にあたって、メンバーのSaoriは「どうして自分は上手くできないのだろうと悩みもがく日々が、少しかわいく思える曲になったらいいな、と思っています。」とコメントをしています。そして作品への共感や主人公の旅に重ねた思いを綴っているのです。
映画とのリンクを感じる魅力的な楽曲に
もし今は居場所がないと感じても、これから旅を続けていくことできっと自分の場所を見つけられるのです。そう思わせてくれる、とても素晴らしい楽曲に仕上がっているでしょう。
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