公開日 2019年8月21日 最終更新日 2021年10月6日
「まいりました、先輩」というコミックがあると知ると、どのような登場人物がいるのか気になりますよね。
「まいりました、先輩」は漫画家の馬瀬あずさが作者で、講談社のデザートに連載中です。既刊は7巻、今後の展開も注目すべきところ。
では「まいりました、先輩」の登場人物やストーリーなどを、わかりやすくご紹介していきましょう。
※現在は連載終了しています。
大まかな内容について
高校に入学してから二か月目のある日、越野世里奈(こしのせりな)の机に書かれてあった、両想いの幸せが綴られた歌詞。
これを書いたのは、一学年上の水川(みずかわ)先輩だったのです。体育祭委員で偶然世里奈の席に座った先輩は、世里奈の机だとは知らずに落書きをしました。
先輩の書いた歌詞にツッコミを入れ、さらに落書きを足した世里奈。そしてその後の体育祭委員会にて、水川先輩は机にさらに書き足しました。
「片想いのほうが楽しい」という世里奈のコメントに対し「どの両想いも、どっちかが片想いを頑張った結果」と、大人びた返答をします。
机の落書きがきっかけとなり、世里奈は水川先輩のことが気になり始めました。この時先輩は、最後の体育祭委員会に参加するところ。世里奈は机の下に「ミズカワ先輩へ」と書かれた紙袋を残して下校します。
中身はお勧めの曲を箇条書きにしたメモと、「おかげで音楽が好きになりました」「あの曲の解釈、私は誠実だと思います」という内容の手紙。
それを受け取った水川先輩は、もう電車に乗ってしまった世里奈に「ありがとう」と伝えます。そして彼女は次の駅で電車を降り、水川先輩のもとへ走り出し…。
まいりました、先輩の登場人物
「まいりました、先輩」に出てくるのは、高校一年生の越野世里奈と、高校二年生の水川先輩です。他にも多くの登場人物がいるようなことがないため、混乱せずに読める可能性が高いでしょう。
「まいりました、先輩」に登場するヒロインの世里奈は、水川先輩を初めての彼氏として好きになりましたが、上手く接するのが難しくてあまり余裕が持てていない女子高生。
ですが本当は芯が強くて、好きな人に尽くすためなら全力を出せるような、健気で可愛らしい主人公です。
水川先輩もクールな雰囲気がカッコよく、彼女といる時と他人といる時で態度が違う、理想的なヒーローだといえるでしょう。
リアルな恋愛模様が大人にもお勧め
少女漫画というのは、小中学生の女の子が読む場合も多いもの。そういう中でも講談社のデザートは、ドキドキ感のある大人びた作品が魅力的なので、女子高生が読むケースもあるでしょう。
しかしとてもリアルな恋愛模様が描かれている「まいりました、先輩」は、大人の女性が読んでも魅力を理解できるくらい、創意工夫の凝らされたコミックです。
「まいりました、先輩」は7巻まで出ており、現時点での最新刊は2019年8月に発売されたばかり。
(現在は完結し、コミックス全10巻が発売中)
最初の頃は、世里奈に冷たく対応していた水川先輩ですが、お付き合いをするようになってから誠実になっています。この漫画を購入する時は、ヒーローの態度や面持ちにも注目してくださいね。