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「文豪に捧げる乙女」のあらすじには、他の少女漫画にはない魅力的な要素がたくさん詰め込まれています。作者は、美しく繊細なタッチで人気を博している甘宮ちか。

他作品には「抱きしめておやすみ」「甘やかしてね猫だから」などがあります。今回はそんな甘宮ちかの最新作「文豪に捧げる乙女」のあらすじや登場人物など、気になる情報をまとめてお伝えしていきますね。

 

「文豪に捧げる乙女」のストーリーについて

主人公・高辻沙月（たかつじさつき）は、本屋でアルバイトをしている女子大学生。ある日、沙月のアルバイト先にやってきたカッコいい男性が、「一目惚れしました」「僕と付き合ってください」と告白してくるのです。

あまりに突然のことで動揺してしまった沙月でしたが、実は彼は沙月を助けるために告白する「ふり」をしてくれたのでした。

ここ数日、沙月につきまとっている男性の存在に気がついていたとのことで、告白するのは追い払うためのアイデアだったのです。

話を合わせるため、その場で告白をOKした沙月。その男性の考え通り、今まで沙月につきまとってきていた男性は渋々帰っていきました。

その後、王子様のような人に出会ったと沙月は少しばかりはしゃいでしまいます。現在21歳の沙月。物語のような恋がしてみたいと思ってきたのですが、これまでにはあまりよいチャンスがありませんでした。

そして後日、助けてくれたカッコいい男性・幸村惣一郎（ゆきむらそういちろう）に再会した沙月。なんと彼は大人気ミステリー作家で…。

「文豪に捧げる乙女」の登場人物について

主人公・高辻沙月は、ピュアで真面目な21歳の女性です。恋愛に憧れを抱いていて、少し夢見がちな一面もあるのですが、そんなところも可愛らしく魅力的。

彼女がアルバイト先の本屋にて出会ったのは、とてもカッコいい見た目をした紳士的な人でした。彼はさりげなく沙月を庇ってくれただけでなく、去り際に胸がキュンとする一言を残していったのです。

帰宅した沙月は、ワクワクした様子で妹にその日の出来事を伝えました。しかし、妹から夢を見すぎであると指摘されてしまい、「今度その男性に会ったら必ず次につなげて」と厳しい口調でアドバイス。

後日、沙月は助けてくれた王子様に再会しました。さらに、彼の正体が今をときめくミステリー作家・幸村惣一郎であることを知り、とても驚いてしまうのです。

幸村惣一郎の正体について、「人生経験豊富なおじさま」をイメージしていた沙月。しかしとてもカッコいい男性とわかり、ますます意識してしまいます。

その日、サイン会を開催していた幸村先生。実は沙月は幸村先生の大ファンで、デビュー作もとてもじっくり読んでいました。

本当はサイン会にも参加したかったほどでしたが、アルバイトがあったのでそれは叶いませんでした。しかしそのことを知った幸村先生は、沙月に名刺を渡し、今度会わないかという旨を伝えてくれるのです。

本を持っていけば、サインを書いてくれるとのことで…。

 

ピュアな女子大学生と人気小説家の恋愛

「文豪に捧げる乙女」の第1巻は、2022年3月25日（金）に発売されました。また、電子版については一週間後の4月1日（金）に発売されたようなので、それぞれチェックしておきたいですね。

大人の魅力あふれるヒーロー・幸村惣一郎先生がとても魅力的なこの作品。ピュアで可愛らしいヒロインともお似合いなのですが、そんな沙月につい自己投影してしまう読み手も多いのではないでしょうか。

ピュアな恋愛の物語を読んでみたい、もしくは大人の男性の包容力を感じて癒されたいという時に、ぜひお勧めしたい少女漫画が「文豪に捧げる乙女」といえるでしょう。

 

小学館 公式ページ：https://www.shogakukan.co.jp/books/09871618

 

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