くっきー!の由来や本名などが気になるという人もいるのでは。お笑いコンビ「野性爆弾」として、他に類を見ないような異質の芸風で際立っていました。
近年は、芸術系の才能も認められ、くっきー!単独での活動がメインになってきています。今回は、野性爆弾のくっきー!にスポットライトを当ててみましょう。
幼稚園からの幼馴染みコンビ
野性爆弾はボケ担当のくっきー!(本名:川島邦裕、1976年3月12日生まれ)とツッコミ担当のロッシー(本名:城野克弥、1975年4月6日生まれ)のコンビです。
2人とも滋賀県守山市の出身で、幼稚園から高校まで一緒に過ごした幼馴染み。中学校ではロッシーが生徒会長で、高校ではくっきー!が生徒会長を務めています。勉強は2人とも苦手な方だったようですが、みんなに慕われる人気者だったのでしょう。
高校時代から一緒にバンド活動やお笑いなどをする仲で、高校卒業と同時に吉本興業の養成所NSC大阪校に一緒に入学。
1994年の13期生同期には、ブラックマヨネーズの小杉と吉田や、チュートリアルの徳井、次長課長の井上と河本などがいました。
人と同じような芸はしないというポリシーもあり、野性爆弾が世間に受け入れられるのには時間がかかりましたが、芸人仲間からの評価は高いものがありました。
芸名の由来について
1994年の結成から本名で活動していた野性爆弾。川島は2度の改名をしています。川島と街で呼び捨てにされるのが嫌で、「くっきー」に改名したのが2015年の1度目です。
名前の邦裕(くにひろ)から「くーちゃん」・「くぅちゃん」などと愛称で呼ばれるケースもありましたが、当時大人気の「ベッキー」にあやかって、「くっきー」に。
野性爆弾20周年の単独ライブで発表されました。「川島」から「くっきー」に改名して、親しみ感やかわいい雰囲気が出て、人気も上昇した感じがしますね。
2度目の改名は「くっきー!」への変更です。2019年にバラエティ番組「ニノさん」で、占い師の姓名判断のアドバイスがきっかけでした。
相方に関しては、まだ若手だった頃に本名から芸名を改名した由来は、本名の城野(しろの)が変化したものです。
ハリウッドザコシショウやケンドーコバヤシが外国人の名前風に「シッローノ」と呼び始め、文字が入れ替わって「ロッシーノ」になり、略して「ロッシー」と次第に変化して定着しました。
「くっきー!」と「ロッシー」の響きにも共通点があって、好感度的にも改名は成功しているように感じますね。
ブレイクのきっかけは?
くっきー!の人気上昇のきっかけの一つは、映画「下妻物語」で主人公を演じる深田恭子が着ていたロリータ系ファッションをヒントに、自身の衣装に取り入れたことでした。
近寄りがたいキャラクターの中にも可愛いアイテムが入ったことで徐々に受け入れられ始めました。
千原ジュニアが野性爆弾やくっきー!の魅力を芸人仲間に説明するように伝えて、アシストしてくれたことも大きかったでしょう。
白塗りメイクの顔マネ芸でも衝撃的と話題を呼び、人気のきっかけとなりました。2017年頃からテレビ番組の出演も増え始めます。オリジナルにこだわり続けて、ようやく時代にマッチし始めたのでしょう。
芸術系の才能も発揮
バラエティ番組「プレバト!!」の芸術系の才能査定で、くっきー!が才能を発揮しています。2022年8月時点で、色鉛筆画(名人4段)、水彩画(名人初段)、消しゴムハンコ(特待生1級)、絵手紙(特待生4級)、バナナアート(特待生4級)と見事な結果です。
独特な感性の作品は、くっきー!作と一目で分かるオリジナリティがあります。丁寧な作風には、真面目で誠実な人柄が見て取れるので、これまでのイメージが一新された人も多いでしょう。
絵以外にも、音楽(ギター)やバイクなど、趣味も多彩で感性が豊かです。今後の活躍にも期待したいですね。
公式サイト:https://supercookielandneo.com/
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