寺脇康文が「相棒」に復活することが、2022年6月23日に発表されて大きな話題になっています。初代相棒(亀山薫)が五代目相棒として復活することに、ビックリしたのと同時に喜んでいる相棒ドラマファンは多いでしょう。
今回は、相棒の亀山薫を演じる寺脇康文にスポットライトを当ててみましょう。
14年ぶりに相棒役に復帰
人気ドラマシリーズ「相棒」(テレビ朝日系)は、主人公の杉下右京を演じる水谷豊の知的な魅力や、部下としてタッグを組む相棒とのコンビネーションなどが見どころです。20年以上親しまれているロングヒットドラマとして有名ですね。
4代目相棒(冠城亘)役の反町隆史が、2022年3月まで約7年間演じて、卒業することが発表された後、5代目相棒役の俳優が誰になるのか、様々な予想が飛び交うほど注目の的でした。
番組公式サイトで2022年6月23日に5代目相棒が正式発表され、10月からスタート予定のシーズン21で約14年ぶりに寺脇康文が相棒・亀山薫として再登場することになりました。
水谷豊の杉下右京と対照的なキャラクターを持った相棒の亀山薫。スポーティないで立ちで、明るく真っ直ぐな超熱血漢、知力よりも体力で正義感を貫く行動派タイプです。楽天的でお人好しな一面も。
シーズン7で友の遺志を継ぎ、ボランティア活動や正義を子供たちに教える信念を持って、警視庁を退職して東南アジアへ移住。それから約14年、トレードマークのフライトジャケット姿で登場するのか、どんな経緯で特命係に復帰して相棒として登場するのか、海外での活動実績も描かれるのか、妻・美和子役の鈴木砂羽も再登場するのかなど、興味は尽きませんね。
寺脇康文の思いが「相棒」の誕生のきっかけに
寺脇康文が水谷豊に憧れていて是非とも共演したいと、プロデューサーに話をしたことがきっかけとなり、企画が具体化して「相棒」が誕生したそうです。
当初は「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」のタイトルで、土曜ワイド劇場の2時間ドラマとして、2000年の単発放送からでした。
2001年にかけて3回の放送が好評で、2002年に「相棒」として連続ドラマ化されることになります。
2000年6月から初代相棒の亀山薫として、2008年12月のシーズン7(第9話)まで約8年半の間演じて、寺脇康文の代表作品の一つとなりました。
寺脇康文の水谷豊に対する熱い気持ちが「相棒」シリーズ誕生に一役買い、思い入れの強い亀山薫役を再び演じられる喜びは想像に難くないでしょう。
寺脇康文の経歴について
寺脇康文は、1962年2月25日生まれの60歳(2022年7月現在)です。相棒ではスポーティではつらつとした役柄のイメージがあるので、実年齢よりも若く感じられる人が多いかもしれませんね。
大阪府生まれで、岐阜県育ちです。子供の頃から目立ちたがり屋の明るい性格で、小学生の時には漫画家かスターになることが夢でした。
高校を卒業後、大学受験の浪人中に俳優となる決意をして、スカウトされたいと東京に行くも思い描いたようにはならず、地元に近い名古屋の俳優養成所で演技を学ぶことに。
俳優養成所を卒業後に上京。1984年に22歳の時、三宅裕司主宰の劇団「スーパーエキセントリック・シアター(SET)」の難関オーディションを見事パスして入団を果たします。
1994年にSET入団の1年先輩である岸谷五朗とともに退団して、企画演劇ユニット「地球ゴージャス」を旗揚げ。劇団としての活動ではなく、毎回ゲストを迎えてのプロデュース公演の形式で活動を継続しています。
1996年から約10年間、情報バラエティ番組「王様のブランチ」の初代総合司会に抜擢されて、ドラマ「相棒」での活躍とともに、知名度が大きく上昇しました。
「相棒season21」のスタートが楽しみ
「相棒season21」は2022年10月からスタートの予定で、水谷豊は70歳、寺脇康文は60歳での出演となります。14年ぶりに再会する黄金タッグで、できるだけ長く「相棒」を続けてほしいですね。10月のスタートが楽しみです。
公式サイト:https://www.amuse.co.jp/artist/A0047/
☆こちらの記事もお勧めです!
>>>「午前0時の森」の出演者は?日本テレビの新トークバラエティ