中村佳穂「さよならクレール」の歌詞の意味については、3年半ぶりのアルバムに先駆けて配信された曲なので、しっかりチェックしておきたいですね。
今回は中村佳穂「さよならクレール」の歌詞の意味、そして曲から感じるメッセージについて詳しくお伝えしていきましょう。
アルバムについて
2018年11月にリリースしたアルバムにて、注目されるようになった中村佳穂。そして「第72回紅白歌合戦」の出場も果たしました。
約3年半ぶりのフルアルバムとなる「NIA」は、前作の「AINOU」からの更なる成長や進歩を感じさせる内容に。
アルバムは初回限定版と通常版の2形態にて発売されます。Blu-rayには2020年9月におこなった林響太朗監督によるライブ作品「LIVEWIRE 中村佳穂」を全編収録します。どちらのアルバムも、チェックしておきたいところ。
そしてこのアルバムのリリースに先駆けて「さよならクレール」が配信リリースされたのです。
歌詞の意味について
日常の中で、すれ違いを感じる時もあったのです。でもこのまま歩んでいくしかなかった。自分からその存在をつかみたい、探しながら。自分の出すSOSについて気づいてほしいのです。まるで蛍を見つけるように、願っていた思いがあるのでしょう。
ボタンの掛け違いのようにして過ごすのは、とても苦しい時間だと感じるのです。でも自分からつかみたい存在なのです。日々に出しているSOS、これはまるで蛍のようなもの。
数えながら相手のよいところがたくさんあると気づくのでしょう。100以上あるかもしれません。
そして相手とお揃いのものがほしいと伝えたけれど、でもこれは今までだけではなく今後もきっとないのです。
相手のまっすぐな瞳、そして表情を見た時に自分だけのものにしたいと感じたのでしょう。息ができないと感じるほど、見つめていたのです。
でもそんな横顔を見ていると、いつの間にか自分を見失ってしまったのでしょう。こんな瞬間は、自分でも感じたことはないのです。
いつしかすれ違っていた、そんな時に見ないふりをしていたのかもしれません。だから自分から探して、もう一度つかむしかないように思う時も。
自分の中でもSOSを出しているのです。でもきっとここで終わってしまう、終わりだと感じるのでしょう。
いつしかすれ違い、掛け違っているように感じていたのです。もし傷つくことがあったとしても、自分から手を伸ばしたい。
自分の中のもどかしい思い、これを庇いながら過ごしていたのは二人とも同じだったのでしょう。それはまるで何かを補うようなもの。
もし見つめ合うことができたのなら、それだけでもいいという思いもあったのです。でもこんな時でも息が苦しくなるのです。
まっすぐな横顔を見ていると、さよならを感じずにいられなかったのでしょう。でもこれに対して認めたくない、なぜならとても辛いから。
二人で一緒に過ごす中で、すれ違う時が積もっていったのでしょう。今となればこの中を二人は、きっと泳ぐように生きていたのです。
自分から探してつかみたい、そして心の中にあるSOSから目をそらしたくないのです。まだお互いに蛍のような光を感じているから。
澄んだ声が心に響く
伝えたい切ない思いが、聴く側の心に響いてきます。これは中村佳穂の美しい声を感じるからでしょう。
メロディについても新鮮で、まるで段々と心にこだましていくようですね。大切な人へのまだくすぶる思い、これをどうしたらいいのだろうという状態なのでしょう。
これから先にどの道に進むのか、それはまだ分からないのです。でもさよならの時が来たことだけは分かっているのでしょう。
自分の中で過去を振り返り、今の自分を見つめながら。その状態を思い浮かべて聴くと、やるせなさと切なさが溢れている曲のように感じるはずです。
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