深津絵里の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」での演技が、かわいいと絶賛されて話題になっています。久しぶりに深津絵里の演技を見ることができて感慨深い人も多いでしょう。なんと連続ドラマの出演は2008年以来で約13年半ぶりなのです。
今回は、深津絵里にスポットライトを当ててみましょう。
朝ドラのヒロイン役が絶賛
2021年秋からスタートしたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は、とても面白くて感動でき、キュンとするなど名場面が多いと評判です。
歴代の名作が多い朝ドラの中でも高い評価を得ているのは、脚本や演出に加えて、キャスティングのすばらしさもあります。
3人のヒロインが繋いでいく初の試みも新鮮で、1代目ヒロインの上白石萌音も純粋で健気な魅力を見せてくれました。娘の2代目ヒロインにバトンタッチしたのが、深津絵里演じる雉真るい役です。
誕生から7歳までを子役10人が交代して細かく成長を描いていましたが、その後約11年の月日が流れます。
18歳からの雉真るいを48歳(1月に49歳)の深津絵里が演じ初めてびっくりした人も多いはず。約30歳の年齢差を感じさせない役作りの演技力に感動さえ覚えます。
深津絵里を熱烈にオファー
表情や目線、仕草や声のトーンなど、はにかんだりするかわいい乙女を見事に演じています。幼少期の辛い過去を背負いつつも、気品があり純粋で一生懸命に生きる姿、応援したくなる人柄の良さが巧みな演技で表現されています。
3人のヒロイン役の中で、深津絵里だけはオーディションではなく、制作側からの熱烈なオファーで出演に至りました。
13年以上も連続ドラマの出演から遠ざかっていた深津絵里を起用したすばらしさは、近年露出が少なかっただけに新鮮さも感じさせる絶妙なキャスティングです。
18歳から成長して恋の行方や、母になって子育てする演技など、これからの展開も楽しみです。
AIが歌う主題歌「アルデバラン」は森山直太朗作の楽曲でとても素敵です。アルデバランはアラビア語で「後に続くもの」という意味があり、占星術では吉星で幸運の星ともされています。3代目ヒロインのひなた(川栄李奈)に幸運をバトンタッチしてほしいですね。
深津絵里のプロフィールについて
深津絵里(本名)は、1973年1月11日生まれ、大分県大分市の出身です。2022年1月に49歳になりました。アラフィフに見えない美しさとチャーミングな魅力は健在です。
1986年にミス原宿グランプリのコンテストで優勝したことがきっかけで、13歳で芸能界入りし、14歳で上京します。
1988年公開の映画「1999年の夏休み」で女優デビューしましたが、ボーイッシュな少年役でした。歌手としてもデビューし、当初は高原里絵と水原里絵の芸名でイメージを変えて、同時にリリースするなど異例の売り出しを試みています。
テレビドラマには1990年から出演。深津絵里の代表作の一つでもある大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」は1997年にスタートしています。主人公・青島刑事役の織田裕二と恩田すみれ役の深津絵里の名コンビは、数々のドラマや映画の名作を生みました。
2003年の映画「阿修羅のごとく」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞や、2010年の映画「悪人」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ多くの賞を受賞している大女優です。
視聴者に最高のプレゼント
1988年にJR東海のCMで注目を集めたことをご存じの方もいるでしょう。「クリスマス・エクスプレス」の初代ヒロインを務めたのは15歳でした。翌年に牧瀬里穂が起用された人気のCMシリーズです。
キャッチフレーズは「帰ってくるあなたが最高のプレゼント」でした。朝ドラの「カムカムエヴリバディ」でたくさんの視聴者にプレゼントをしてくれているかのようです。
これからも映画やドラマでたくさんの演技を見たいですね。
公式サイト:https://www.amuse.co.jp/artist/A0054/
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