「4×4~お隣さんは4B男子~」は、4姉妹と4兄弟が織り成すラブコメディ作品です。作者は新星と称される森倉チロル。キャラクターデザインにもかなり凝っているようなので、今回の最新作も詳しく見ていきたいですね。
「4×4~お隣さんは4B男子~」のあらすじや登場人物について、最新刊の発売情報なども含めてお伝えしていきましょう。
どんな物語なの?
「4×4~お隣さんは4B男子~」に登場するのは、個性豊かな4姉妹。中でもメインとなっているのは、四女・早乙女桃子(さおとめももこ)です。
女の子らしい振る舞いが特徴的で、いつも「可愛い」を追求しています。そんな彼女は、カリスマである姉たちを心から尊敬しているようです。
長女・茅(ちがや)はクールビューティーなタイプ。モデルとして雑誌の表紙を飾ることもあります。そして次女・麗(うらら)は人気インスタグラマーで、とてもノリがよく、桃子とも波長が合っているようですね。
さらに三女・菜乃(なの)は不思議ちゃん的な魅力の持ち主で、多くの人を夢中にさせるコスプレイヤー。茅、麗、菜乃、桃子の4人は、今日から新しい家に住むことになっています。
妹たちについては通う高校も変わることになるのですが、桃子が転校初日に出会った男子・宇佐美真(うさみまこと)は、突然桃子を「運命の人」扱いしてくるのです。「男子」や「恋」という存在に全く興味のない桃子は、これから始まる共学生活をどう乗り切っていくのでしょうか。
恋の予感×4?
「4×4~お隣さんは4B男子~」第1巻の時点では主人公とも呼べる人物・早乙女桃子は、可愛らしいものが大好きな女の子。
メイクやスイーツ、さらに髪型にもこだわり、可愛くなるためには時間も努力も惜しみません。しかし男子に対する苦手意識はとても強く、恋に憧れる女の子が多い16歳という年代で、桃子は真逆の道を辿っていました。
そんな彼女には、かつて大好きだった父親に対するコンプレックスもあるようで、こうなるまでのプロセスも徐々にわかってくるはずです。
桃子が新しい学校で出会ったのは、宇佐美真という派手な見た目をした男子。彼が女子をこっぴどく振っているところを目撃した桃子は、思うところをはっきり伝えました。
すると真はどういうわけか、桃子に一目惚れするのです。一方的に「ミューズ(運命の人)」認定し、何かと構われるのですが、放課後に起きた思わぬトラブルの際に助けられてしまいます。
さらに桃子たちの住む家の隣には、律(りつ)、涙(るい)、桐(きり)、真の4兄弟が暮らしていることが発覚し…。
付き合ってはいけない「4B」との巡り合わせ
タイトルにある「4B男子」というのは、一般的にいわれている「付き合ってはいけない男性の職業」を表しています。美容師の長男、バーテンダーの次男、舞台俳優の三男、そしてバンドマンの四男。
「4×4~お隣さんは4B男子~」は、2021年9月24日(金)に第2巻が発売される予定なので、4B男子の魅力が今後より明らかになっていくことを期待したいですね。
集英社 公式ページ:
https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-844472-7