五十嵐カノアがサーフィンで銀メダルを獲得し、注目を集めました。サーフィンに詳しい人やサーファーにとっては数年前からとても有名な存在ですが、オリンピックの活躍で初めて知ったという人も多いでしょう。
とてもかっこいいと評判で、人気が急上昇しています。五十嵐カノアについて紹介いたしましょう。
オリンピックで大健闘
五十嵐カノアは、世界最高峰のプロサーファーが競うチャンピオンシップツアー(CT)において世界ランキング6位と活躍しています。東京オリンピックで新競技となったサーフィンで、期待の選手として出場しました。
準決勝では世界ランキング1位で優勝候補のガブリエル・メディナ(ブラジル)に逆転で激戦を勝ち上がりました。
決勝の相手は世界ランキング2位のイタロ・フェレイラ(ブラジル)で強敵でした。台風の影響で決勝戦の日程が1日前倒しとなり、海のコンディションも厳しく、納得のいくパフォーマンスができず、惜しくも銀メダルという結果に終わりました。
大健闘の銀メダル獲得と言えるでしょう。最後に海に向かって頭を下げて、海の神様に感謝を表すシーンが印象的でした。
アメリカ生まれのアメリカ育ち
180cmの長身に爽やかなマスクで、とてもかっこいいと評判です。カノアという名前から、ハーフなのかと思っている人もいるでしょう。
五十嵐カノアは、1997年10月1日生まれ、23歳(2021年8月現在)、アメリカのカリフォルニア出身です。
アメリカ生まれのアメリカ育ちですが、両親とも日本人です。サーファー一家に生まれ育ち、3歳の時にからサーフィンを始めました。6歳で大会に出場し優勝しています。
カノアという名前の由来は「自由」です。自由を意味するハワイの言葉から名づけられたものです。かっこいい素敵な名前ですね。ちなみに同じくサーファーの弟・キアヌは「山からの清々しい風」の意味があります。
頭脳明晰で語学力が凄い
幼少からサーファーとしての英才教育を受けて育ちましたが、頭脳も明晰なのです。15歳でアメリカの高校を飛び級で卒業しています。日本では考えられないような飛び級ですね。
さらに語学力が凄いのです。アメリカ育ちで両親が日本人なので、英語と日本語ができるのは想像がつきますが、さらにスペイン語・ポルトガル語・フランス語も堪能。
なんと5か国語のマルチリンガルです。驚くほど凄い能力ですね。プロサーファーとして世界の中で渡り歩き、交友関係もグローバルなのでしょう。彼こそまさに国際人です。
パリオリンピックでリベンジを
国籍がアメリカと日本と選択できるところ、日本代表を選択してくれてとてもうれしいですね。世界で活躍する日本人のプロサーファーを増やす使命感を持って頑張っています。
今回の東京オリンピックでは銀メダルでしたが、3年後のパリオリンピックでリベンジの金メダルを期待したいですね。
公式サイト:https://imgjapan.com/athlete/kanoaigarashi/