「シェフは名探偵」は、テレビ東京系列で放送されているドラマです。2021年5月31日(月)より、毎週23時06分からの枠で、たくさんの人に視聴されています。今回はそんな「シェフは名探偵」のキャストや原作について、詳しく見ていきましょう。
「シェフは名探偵」のあらすじ
小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」の売りは、素晴らしい料理と自家製のホットワイン。ここの料理長を務める三舟忍は、感情の起伏があまり激しくなく、いつも落ち着いた話し方をします。
周囲からは「何を考えているかわからない」と思われがちなのですが、実はとてもお節介な部分があるのです。優しさとも捉えることのできるその一面は、料理長という仕事に役立っている様子。
三舟忍は、卓越した推理力、そして洞察力により、「ビストロ・パ・マル」にやってくるお客さんが巻き込まれた不可解な出来事を解決していきます。
頭脳はもちろん、思いやりや義理人情がなければできないことを数々やってのける三舟忍。レストランの新人ギャルソン・高築智行、三舟を慕う料理人・志村洋二、OLから転職してソムリエとなった金子ゆきなど、信頼できる仲間と共に立ち向かいます。
キャストと登場人物について
主人公・三舟忍は、オーベルジュやレストランを転々としながら10年の月日を過ごしてきたシェフ。フランスにいた時期も長く、真面目に修行を積んできました。
彼は寡黙なタイプに見えますが、とても穏やかな性格で、職人気質の男性なのです。地位や肩書きには決してとらわれず、オリジナリティあふれる料理によって人々を癒していきたいと考えています。
そんな三舟忍を演じるのが、大物俳優・西島秀俊。ロマンス系から刑事ドラマまで、多数の作品で主演を務めていますが、今回の立派な料理長というポジションもとても合っていますね。
また「ビストロ・パ・マル」のギャルソン・高築智行役を務めるのは濱田岳。2011年に「ピースボート -Piece Vote-」で連続ドラマ初主演を果たしたことが話題になりましたが、それから約10年後、「シェフは名探偵」に出演することとなったのです。
高築智行は人当たりのよい人物ですが、少し軽い性格であることが三舟には見抜かれてしまっています。さらに料理人・志村洋二役を神尾佑が、ソムリエ・金子ゆき役を石井杏奈が演じていることは、絶妙なキャスティングといえるのではないでしょうか。
原作は近藤史恵のシリーズ三部作
推理小説で有名な近藤史恵を知っている人は多いでしょう。彼女の「ビストロ・パ・マル」シリーズが、「シェフは名探偵」の原作となっているのです。
近年放送されるドラマは、コミックが原作というものもとても多いのですが、小説が原作となるとより緻密なストーリー設定、場面ごとの緊迫感のある描写が期待できそうですよね。
「ビストロ・パ・マル」シリーズは、「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」の三つの物語によって構成されています。
それぞれが「シェフは名探偵」の原作ということになっていますので、どのストーリーがどこに織り交ぜられるのか、楽しみにしながらチェックしてみてください。そのためには原作を読んでみることもお勧めです。
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/shefutan/