公開日 2019年7月8日 最終更新日 2021年9月24日
『いてもたっても』は、平井堅の世界が溢れているラブソングです。男性の切ない想いが綴られているので、聴いていて自分の恋愛と重ねてしまう人もいるかもしれません。
今回は、平井堅の『いてもたっても』の歌詞の意味と、その魅力についてお伝えしていきましょう。
恋をすると「いてもたっても」いられなくなる!
恋をすると、なぜかソワソワしてどうしたらよいのか分からなくなる時も。自分ではどうしようもないので、この思いを持て余すしかないのです。
何かをしたい、でもこれができないくらいに心の中を占めている好きな人の存在。この存在が時に嬉しい、でも時に辛くなってしまうかもしれません。
『いてもたっても』の歌詞にも、恋をすることにより感じる様々な思いが綴られているので、ラブソングとして聴くのも良いですね。
平井堅の世界は、MVにも表れています。今回のものはとても楽しく、可愛らしさや逞しさなどを感じさせるものになっています。
歌詞の意味について
平井堅だからできる独特な表現が、歌詞に多く見られます。本来思いつかないような言葉が並んでいて、この世界に引き込まれていく曲と言えるでしょう。
恋をすると、自分らしくいられないような時もあるもの。もうこれは自分ではないと思いながらも、とめることができないのです。
この曲の歌詞には、こういった切なさや辛さも表現されているので、聴いていてそれを感じる人は多いはず。
恋はこういうもの、と言い切るのではなくて様々な角度から見ることが出来ているのも、この曲の魅力でしょう。
でも様々な角度から見ていても、気持ちはひとつだけなのです。泣きそうになるぐらいに、相手を好きで大切に思う気持ち。
これは誰にでも感じるものではなく、真剣な思いがあるからなのでしょう。恋とは何かを解明したい、でもこれができない自分がいるというのが、この曲が表現したいことかもしれません。
一言では言えないのが「恋」
人を好きになるのは、とても素敵なことです。でもだからといって常に幸せとは限りません。出会わない方が良かった、その方が幸せだったのにと思う時もあるでしょう。
出会いは嬉しくても、好きになってから段々苦しくなるような恋もあります。こういう時に人は、いてもたってもいられなくなるのでしょう。一言で簡単に表現できる、余裕のある自分でいたい。こう願っていてもできないと感じる時も。
でもだからこそ、恋は興味深くて魅力的なのかもしれない、そう感じさせてくれる曲ですね。平井堅だから表現できる世界。
安心感を持ちながら、でも新鮮さも感じさせてくれるのが平井堅の楽曲の持つ素晴らしさでしょう。