木村佳乃は、バラエティで体を張った活躍をみせる稀有な存在の女優です。お嬢様系女優としてのイメージがありましたが、数年前から意外な姿をバラエティ番組で時折披露するようになりました。新境地を開拓した木村佳乃について紐解いてみましょう。
人気バラエティで芸人顔負けの活躍
人気バラエティ「世界の果てイッテQ!」(日本テレビ系)に、女優・木村佳乃が初めて登場したのが、2015年1月でした。女優業とのイメージのギャップが面白いと話題になるようになりました。
以降、スペシャルゲストとして、1~2年に1度の出演をしています。バンジージャンプ・熱湯風呂・珍料理の試食・イモト風メイク・顔面パイ投げ・水中ダイブ・TT兄弟の真似・鼻うがいなど。
様々な過酷なロケや企画に、果敢にチャレンジして笑いを取る姿は、かっこ良ささえも感じさせます。2021年2月放送の番組にも約1年半ぶりに登場して、雪の中での奮闘ぶりを見せます。
雪上を裸足で走る距離対決では、ダントツの根性を発揮し、爆笑を誘いました。イモトアヤコや森三中などのツワモノ芸人も驚嘆するほど、芸人顔負けのパフォーマンスでいつも楽しませてくれます。
バラエティ番組に出るようになったきっかけは?
産休中に近所の子供たちに対して、あまり認知されていないと感じ、子供が観るバラエティ番組で認知度を上げたい、子供と一緒に観て楽しめる番組に出たいと考えたそうです。
「世界の果てイッテQ!」への出演には、自ら事務所を介して番組に出たいと逆オファーしたと語っています。番組からNGなことを提出するように求められた際、夫の東山紀之から、新参者は全部全力でやるというストイックなプロ根性をアドバイスされたそうです。厳しさの中に愛のある東さんらしさも感じられますね。
夫の理解もあって、何事にも全力投球の姿勢が潔く、性格もサバサバとして明るいので、女優のイメージを落とすことなく、好感度が上昇しているのでしょう。
大河ドラマに出演
木村佳乃は、2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」にも出演しています。2月14日から放送が開始されました。徳川慶喜の側近(平岡円四郎)役・堤真一の妻(やす)を演じます。
大河ドラマで約1年間頑張った後に、「世界の果てイッテQ!」への次回の出演を期待しましょう。大女優としての演技と、バラエティタレントとしての新境地が今後も楽しみです。
木村佳乃のプロフィール
木村佳乃は、1976年4月10日、ロンドンで生まれました。大手航空会社勤めの両親で、東京の世田谷区成城育ちのお嬢様として有名です。
中学生の頃にはニューヨークで生活していた帰国子女。高校時代から読者モデルとして芸能活動を始め、1996年に女優デビューしました。2008年の舞台共演が縁で、東山紀之と2010年10月に結婚しました。