わっきゃいのYouTubeチャンネルをご存知でしょうか。アメリカ・ロサンゼルス育ちの日本人「わっきゃい」が生み出す動画が新鮮で、自由な発想や着眼点が面白いと話題になっています。
人気YouTuberとしてだけでなく、様々な才能を持つ不思議な存在である「わっきゃい」について紹介しましょう。
YouTubeチャンネル「わっきゃい」
登録者数57万人(2020年9月19日現在)の人気を得ているYouTubeチャンネル「わっきゃい」。「どうでもいい日常のニュース」がメインで、毎月1回のアップが基本になっています。
スーツ姿でニュースキャスターに扮したわっきゃい本人が、自ら制作編集した映像を流し、ニュース原稿を淡々と読み上げます。一見して普通のテレビニュースのようです。
日常の何でもないことを切り取り、ニュースに仕立てる発想とユニークなセンスが絶妙。ニュース原稿の中に「ボク」が登場し、いいアクセントになっています。
見た目がクールな好青年で、飄々とした感じが上手くコンセプトにマッチしているのです。大事件などのニュースがない、平穏な社会であってほしいというメッセージが込められているようにも感じますね。
「わっきゃい」とはいったい何者なの?
わっきゃいは、1998年8月3日生まれの22歳、本名は日野湧也(ひのわくや)です。神奈川県で生まれ、1歳でアメリカのロサンゼルスに移り、高校卒業の18歳まで過ごします。
大学進学で日本に逆留学、逆輸入的な存在といえるでしょう。京都大学法学部で学ぶ超エリート学生です。物心つく前からアメリカに住み、自由な環境で個性を伸ばして育ったことが、日本育ちと違った着眼点を生み出すことにつながっているのかもしれません。無駄を楽しめることが好きで、人間的なゆとり、スケールの大きさが感じられます。
多彩な才能を発揮
スマートな体で優しい雰囲気の青年ですが、空手の全米オープンで優勝するなど、空手家としての意外な一面も持っています。PETボトルのキャップをボールにして野球をする「キャップ投げ野球」を考案し、広めています。
テレビ番組で紹介されたこともあるので、見たことがある人もいるでしょう。様々な球種をコントロール良く投げる第一人者です。コピーライターとしても活躍しています。
一部の人にはとても共感できるという独特な手法が話題になり、大手コンビニチェーンなどでも採用されているのです。
実業家としてもデビュー
日野湧也(わっきゃい)は、ringの代表として実業家でもあります。わっきゃいが筆頭に開発した教育系アプリ「ring」を9月16日にリリースし、大反響を得ています。
コンセプトは「つなげる知識、ひろげる輪」。頭脳王を連覇した東大卒の河野玄斗(Stardy代表)、クイズ東大王の砂川信哉、YouTubeヨビノリのたくみなど、名だたる天才的頭脳を結集した注目のアプリです。わっきゃいこと日野湧也の今後の活躍に注目したいですね。