公開日 2020年4月21日 最終更新日 2020年7月4日
「ぺこぱ」の由来や意味は何だろうと、気になる人も多いのではないでしょうか。松陰寺太勇とシュウペイのコンビ「ぺこぱ」は、2020年に入ってテレビなどで見る機会が増えた人気お笑い芸人です。今話題の「ぺこぱ」について紐解いていきましょう。
「ぺこぱ」というコンビ名の由来
「ぺこぱ」というコンビ名の由来は、韓国語で「お腹が空いた」です。なぜこのコンビ名になったのか、まず出会いはアルバイト先の居酒屋。
当時のシュウペイは、伝説を作りたいと思っていた渋谷のギャル男でした。ピン芸人として活動していた松陰寺が、半年間熱烈に誘い2008年にコンビ「先輩×後輩」を結成。
2013年にコンビ名を変更したいと考えていた時、当時同じ事務所の先輩タレント「赤井沙希」(赤井英和の娘でプロレスラーとしても活動)が「ぺこぱ」と命名しました。
好きな韓国語で可愛らしい発音と「お腹が空いた=ハングリー精神を持ち続けてほしい」という思いが込められています。素敵なネーミングですね。
ブレイクのきっかけ
ブレイクのきっかけは、2019年12月のテレビ朝日系列「M-1グランプリ決勝」のファイナルラウンド3組に進出し、検討したことで一躍有名になりました。
その約1年前に、小さなブレイクのきっかけもありました。日本テレビ系列の「おもしろ荘2019」での優勝です。この2つのきっかけで、ブレイクを果たしたと言えるでしょう。
不思議なシュウペイのボケに対して、ツッコミ役の松陰寺が「悪くないだろう」「時を戻そう」などの決め台詞を交えて、全てを肯定する漫才が特徴です。今までにないとても新鮮な芸風として人気があります。
松陰寺太勇
「松陰寺太勇」(しょういんじ たいゆう)の本名は松井勇太(まつい ゆうた)、山口県光市の出身で1983年11月9日生まれの36歳。ネタの作成を行い、ツッコミ担当です。
高校時代はバンドに夢中で、音楽の専門学校を経て、プロを目指し上京しました。すごい人が多いと音楽のプロは断念しますが、特技の曲作りで自主制作のCDを出すほどです。
「松井祭」というピン芸人で活動も花は開かず、運命のシュウペイに出会います。最初に会った時にはサイヤ人のように感じたそうです。
ホスト風メイクをしたキャラで、紫色のキザな衣装を身に着け、髪を振り乱した独特のアクションでツッコミそうでツッコマないのが特徴です。
シュウペイ
「シュウペイ」の本名は成田秀平(なりた しゅうへい)、神奈川県横浜市の出身で1987年7月16日生まれの32歳。ボケ担当で、「シュウペイで~す」と両手を交差して人差し指でほっぺに触れる挨拶ポーズは、かわいいと子供たちもマネするほど人気となっています。
特技はサッカーで、高校の時は神奈川県代表として全国大会に出場する活躍も。しかしプロの道は諦め、なぜかギャル男に変身したのです。
髪を染め日焼けして、フリーターをしていた時代がありました。今の軽やかでかわいい素直な雰囲気からは想像できないですね。ギャル男時代の夢であった伝説を、2020年に作り始めています。