公開日 2020年4月14日 最終更新日 2020年7月4日
イエモンの「未来はみないで」の歌詞の意味が、深いと感じる人は多いのではないでしょうか。実際に聴いてみて、まるでTHE YELLOW MONKEYから聴く人への手紙のように感じる時も。今回はこの曲の歌詞の意味、そして伝えたい内容について見ていきましょう。
メンバー集結30周年
イエモンはメンバー集結30周年の、3大ドームツアーに参加をするファンクラブ会員に対して、メモリアルギフトを贈りました。そして「未来はみないで」を収録したCDを同封したのです。
この曲の音源がツアーで流れ、演奏もされました。これについてイエモンの吉井和哉から、皆さんへの手紙のようなものという言葉があったのです。
この曲をもっと知ってほしいというファンの声がとても多かったので、リリースされることになりました。
MVが撮影されたのは、雪の大地です。ロシア文化圏で行われているお祭り「マースレニツァ」の燃焼行事が映し出されるのがとても印象的ですね。
歌詞の意味について
まるで物語のような歌詞から始まる曲です。永遠について調べたいから一緒にいて欲しいと願う曲の主人公。
未来はみないでという不確かな言葉に隠れや迷いもあるはず。でも愛について知ったのなら大切な人は、部屋から出ていってしまうのです。
これについては、今までのイエモンの生きてきた道が関係しているように感じます。今までの日々を振り返っているのでしょう。
そして言いたいことややりたいことについても、この先は変わる可能性がある。石に掘ったわけではないのだから。
それぞれの歌詞に出てくる言葉が、まるで映画のワンシーンのように感じます。伝わってくる思いがあるのでしょう。
過去を憂う思いもある、でもこれからを見つめる思いも実はあるのです。一緒に好きな歌を歌いたいという願いは、自分を応援してくれているファンに対しての思いかもしれません。
未来をみないで今はここにいてほしい。昔のことだけを話していても、別に構わないと思う気持ちがあるのです。
未来は大きな口を開けて笑っているかもしれない、でもそれはそれでよいと思う達観している自分もいるのでしょう。
これから先も会いたいと思える相手。それは曲の中の主人公にとって、誰なのでしょうか。イエモンの吉井和哉にとってのファンや応援してくれる人々、もしくは自分と今までやりとりをしてきた人なのかもしれないですね。
ミステリアスな中にも温かさがある
この曲の魅力は、ミステリアスさを感じるところです。でもそれだけではなく、温かさが伝わってくるのもイエモンらしさが出ているのでしょう。
これからもファンでいつづけたい、そう思えるような曲に仕上がっているように感じます。