公開日 2020年3月17日 最終更新日 2020年7月5日
ヒロシがソロキャンプのYouTuberとして、話題の存在になっています。「ヒロシです」というフレーズで、自虐ネタが大ブレイクしたのは16年前。
しかし残念ながら数年後には、テレビで見る機会がほとんどなくなってしまっていました。公式YouTubeの「ヒロシちゃんねる」は、ヒロシファンだけでなくアウトドアファンからも支持され、登録者数62万人を突破(2020年3月15日時点)。
根強い人気と再ブレイクの芸人「ヒロシ」を紐解いてみましょう。
ヒロシといえばホスト?
ヒロシといえばホストというイメージが強いかもしれません。1972年1月23日生まれの48歳、熊本県北部で福岡県との県境の荒尾市出身です。
本名は斎藤健一といい、実は「ヒロシ」ではないのです。アナウンサーとして活躍していた生島ヒロシに由来し、親しみのある名前ということで「ヒロシ」を芸名にしたのです。
福岡吉本を3年で辞め上京。芸人として売れない時代が続き、ホストは稼げてモテるという知人の言葉を鵜呑みにし「冴神剣(さえがみけん)」の源氏名でホストとなります。
しかし、飲めない酒を飲まされ、人見知りの性格もあり稼げず、とても辛かったそうです。
「ヒロシです」での大ブレイクを支えた人物
「ヒロシです」での大ブレイクには、支えてくれた人たちの力も大きいでしょう。ネタの方向性が良く、そのままで大丈夫と後押ししてくれた山田一成(いつもここから)。
「笑いの金メダル」で番組司会のくりぃむしちゅーと三宅裕司が気に入って、何度も出演機会を与えてくれたこともありました。
またブレイク前に美輪明宏から最も気になる芸人として紹介され、ネタのセンスと演出の上手さを絶賛されたことも。このような助けもあって、2004年にブレイクのきっかけをつかんだのです。
哀愁漂うイタリアの「ガラスの部屋」をBGMに、分かりやすいフレーズの自虐的なネガティブ漫談は一世を風靡しました。しかし、テレビの世界での精神的なストレスが大きく、数年で表舞台から姿を消してしまいます。
バラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で、極度の人見知りなのに芸能界に入ってしまった先生として2015年に登場し、当時の苦しさを語っています。
ソロキャンプのカリスマ
ソロキャンプのカリスマ的存在であり、YouTuberとして再ブレイクしていると言っても良いでしょう。現在第2次キャンプブームと言われる中で、個人個人が自由なスタイルで楽しむソロキャンプの火付け役的な人気です。
有名人なだけに人が多いキャンプ場は苦手で、人も虫もいない冬のキャンプが落ち着くそうです。2019年秋には山林を購入し、草刈りから初めて少しずつ開拓中。
ヒロシオリジナルのキャンプ場で、誰にも気兼ねなくソロキャンプを満喫できますね。気の合う芸人仲間たちとソロキャンプを楽しむ「焚火会」も主宰しています。
YouTubeやテレビ番組で見られる、自分らしく生き生きとした姿がとても印象的です。個人事務所を立ち上げ、とても充実した日々を送っているようですね。
公式サイト:https://hiroshi0214.com/hiroshi/