公開日 2020年1月22日 最終更新日 2020年7月5日
たまのごほうびの最新刊は、主人公の二人が晴れてお付き合いすることになったため、以前より刺激のある内容になっているといえるでしょう。
もともとヒロインが持っている願望を心の中で妄想したり、恋人同士の二人で叶えていったりするようなコミック。
今回はたまのごほうびの最新刊について、あらすじや今後の展開、そしてどのような魅力があるのかをご紹介していきますね。
たまのごほうびのあらすじ
小学生、中学生時代を女子校で過ごしてきた三ヶ田かの子(みけだかのこ)。同年代の異性というものがどういった存在なのか知らないため、とても興味を持っています。
これまでは恋愛ドラマを観て心をときめかせていましたが、ついに高校生になって共学に通うことになり、楽しい日々が始まりそうな予感も。
そして高校一年生の教室にて、隣の席に座る男子にかの子は早速話しかけてみました。「はじめまして」の言葉と自己紹介に、その男子が返事をしたのは約一分後。
不思議な雰囲気を持つ彼は玉緒(たまお)くんといい、オリエンテーションで使う冊子や勉強の資料集などを、一度読むだけで覚えてしまうような秀才男子でした。
少し変わったタイプだけど、美形のうえにとても賢い玉緒くん。かの子にとっては初めての「男の子」なので、これから親しくなっていきたいと思うところです。
この漫画の魅力を感じられる人とは
たまのごほうびは、今までになかなか見られなかったパターンのラブコメディーです。主人公・かの子が繰り出す妄想は比較的濃厚で、読者がドキドキしてしまうほど。
さらにたまのごほうびの最新刊では、玉緒くんとかの子の二人きりのムードが、かなり恋人らしくなってくるのです。
このため妄想か現実か、一瞬わからなくなってしまい、とてもキュンとする読み手も多いのではないでしょうか。
恋愛経験の乏しいヒロインというのは、読み手から見ても可愛らしい存在ですよね。ヒーローの行動についドキドキしてしまう姿には、親近感が湧いてくることでしょう。
特にたまのごほうびのかの子については、異性に対する強い憧れを抱いていますので、この部分にも魅力があるもの。
このため「少女漫画を読むのは好きだけど、実際の恋愛にはあまり興味がない」という人さえ、かの子の情熱的な様子には圧倒されてしまい、恋をするとこんなに輝けるんだと感じます。
予想される今後の展開は?
外見から想定できる通り秀才で性格もよい玉緒くんと、清楚で真面目そうなのに妄想家という、見た目と中身のギャップが激しいかの子。
たまのごほうびの最新刊である3巻では、ようやくお互いの気持ちを共有し合い、親密な関係になれたのです。
かの子の妄想は今後もとどまることはなさそうですが、これから妄想通りの進展があることも期待できますよね。
またかの子の親友・しーちゃんも、いつもかの子の相談に乗ってくれる優しい子です。既に彼氏が存在するのですが、その男子とこれからもよい関係を築いていけると考えられます。