新年が明けて、ニューイヤー駅伝では旭化成の貫禄の4連覇、箱根駅伝では青山学院大学の2年ぶりの優勝を安定した力で見事に勝ち取りました。
次の駅伝大会は、いよいよ全国男子駅伝・女子駅伝(都道府県対抗駅伝)です。女子が1月12日(日)、男子が1月19日(日)の開催です。
中学生から社会人までがワンチームになって、地元の期待を背負ってタスキをつなぎます。
全国男子駅伝(天皇盃 第25回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会)
男子は毎年、広島を舞台に7区間(48km)の戦いが繰り広げられます。広島市の平和記念公園前をスタートし、西へ向かい宮島の対岸で折り返して平和記念公園前にゴールします。
中学生(中学2・3年生)が2区・6区、高校生が1区・4区・5区、大学生と社会人が3区・7区で競います。
ニューイヤー駅伝で活躍した社会人、箱根駅伝などで活躍した大学生のスーパーエースがいるチームはとても有利と言えます。
さらに駅伝は1区のスタートで波に乗ることが大事で、3人出場する高校生のレベルが大きなカギになるでしょう。
高校駅伝で優勝した仙台育英高を中心とした「宮城県」、スーパーエース相澤晃(東洋大)を擁し学法石川高の高校生も強い「福島県」、中学生・高校生と隙が無い「長野県」が優勝候補と予想します。
「千葉県」「埼玉県」「三重県」「京都府」あたりも、興味深い存在になるでしょう。ズバリ今年の優勝予想は「福島県」で、2連覇する予想です。
ちなみに、前回大会の優勝は福島県、2位は群馬県、3位は長野県で、前々大会の優勝は埼玉県、2位は長野県、3位は千葉県でした。最多優勝回数は長野県の7回です。
開催日時:2020年1月19日(日)12:30スタート
公式サイト:https://www.hiroshima-ekiden.com/
全国女子駅伝(皇后盃 第38回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会)
女子は毎年、京都の都大路にて9区間(42.195km)で争われます。西京極総合運動公園をスタートし、国立京都国際会館前を折り返し、西京極総合運動公園にゴールするコースです。
中学生(中学2・3年)が3区・8区、高校生が残りの7区間中3区間以上を走ります。したがって、女子の場合は高校生が大学生や社会人に交じって走ることになるのです。
最長の9区10kmを走るエースランナーの力と、高校生のレベルとコース配置がポイントとなるでしょう。上り坂がある1区と5区にエース格を配置できれば上位進出が可能と思われます。
高校駅伝で男女とも優勝を果たした仙台育英高を中心とした「宮城県」、穴が無く毎回安定した力を発揮する「京都府」、廣中璃莉佳が走る「長崎県」も注目チームです。ズバリ今年の優勝予想は「京都府」で、3年ぶりの優勝を予想します。
ちなみに、前回大会の優勝は愛知県、2位は京都府、3位は大阪府で、前々大会の優勝は兵庫県、2位は京都府、3位は長崎県でした。最多優勝回数は京都府の16回で断トツです。
開催日時:2020年1月12日(日)12:30スタート
公式サイト:https://www.womens-ekiden.jp/
ふるさと制度で出場する選手の活躍にも大注目です。オリンピックイヤーの2020年、ゴボウ抜きするような新たなヒーロー・ヒロインが誕生するかもしれません。