ワールドシリーズはアメリカのメジャーリーグベースボールの優勝決定戦で、大統領が始球式を行うなどアメリカ国民が盛り上がる「秋の祭典」とも呼ばれています。
ここ数年、ワールドシリーズで日本人選手が出場することも増えていますが、今までどのような日本の名選手がワールドシリーズで活躍したのか、過去を振り返っていきましょう。
ワールドシリーズで日本人対決になった2007年
日本人選手がメジャーリーグの試合に登場する場面は、今ではごく普通。
しかしワールドシリーズとなると、頂点を目指すまでに色々な苦労もあったでしょう。
とてもレアな試合になったのは、2007年のワールドシリーズ。レッドソックスの松坂大輔選手と、ロッキーズの松井稼頭央選手の対決です。
日本でプロ野球中継を見ているのか?と間違えてしまうほど、海の向こう側で日本人選手が活躍している姿は、試合の結果に関係なく感動を与えてくれます。
この試合では松阪選手が第3戦に当番し、注目の松井選手との対決でヒットを打たれています。
ワールドシリーズで日本人選手が対決する確率は、昔はゼロに近かったかもしれませんが、時代と共に選手たちの活躍が楽しみになりますね。
日本からも応援した日本人選手たち!
ワールドシリーズに出場した日本人選手をザッとご紹介すると、2002年ドジャースの新庄選手、2003年ヤンキースの松井秀喜選手がいます。
最近では2013年レッドソックスの上原選手と田澤選手、2014年ロイヤルズの青木選手、2017年ドジャースのダルビッシュ選手、前田選手、2018年ドジャースの前田選手などがいます。
本場アメリカで選手として活躍するだけでも大変なのに、ワールドシリーズの舞台で活躍するのは、野球ファンでなくとも思わず声援を送りたくなりますね。
ワールドシリーズに無縁といわれていたあの人
メジャーリーグの日本人選手といえば、イチロー選手は絶対に忘れられない存在です。
イチロー選手は各所属チームの地元からも愛され、イチロー選手見たさにアメリカまで旅行をした人も多いでしょう。
メジャーリーガーとして多くの試合に出場しながらも、ワールドシリーズに出場した経験がないのは驚きですよね。
イチロー選手ほどの腕や経験がありながらも、ワールドシリーズと無縁だったメジャーリーグの選手は、歴史を振り返っても5人くらいしかいないともいわれています。
日本人選手を応援しよう!
メジャーリーグやNBA、NFLなど、プロスポーツがエンターテイメントとして定着しているアメリカ。
日本人選手がどんどん登場してくれることを願います。ワイルドな活躍ぶりは、日本人の魂を世界にアピールしていますね。