Level Up Future

世界ランキングの上位12か国が出場し、野球世界一をかけて戦う「第2回WBSCプレミア12」が、いよいよ2019年11月に開催されます。

4年前の前回、第1回大会の優勝は韓国、準優勝はアメリカで、日本は惜しくも3位でした。来年の2020東京オリンピックの、前哨戦ともいえる大会です。

是非とも優勝・金メダルを勝ち取って、ラグビーワールドカップに負けない活躍を期待しましょう。

公式サイトhttp://premier.npb.jp/2019/jp/

WBSCプレミア12とWBC、2つの世界大会

WBSCプレミア12は世界野球ソフトボール連盟、WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）はMLB（アメリカメジャーリーグ）と、その選手会が主催するともに野球世界一を決める大会です。

現在は2年おきに、交互に開催されています。WBCでは第1回と第2回大会で、日本が感動の優勝を成し遂げました。

WBSCプレミア12では、現役メジャーリーガーが基本的に出場しないのが残念ですが、MLBも注目するような新たなスター選手が現れ、輝きを放つ楽しみがあります。

WBCでは投手の球数制限がありますが、WBSCプレミア12では球数制限がありません。したがって、投手力が大きな鍵になると思われます。

 

WBSCプレミア12

WBSCプレミア12に出場する28人の代表選手、侍ジャパン（稲葉ジャパン）が10月1日に発表されました。

http://www.japan-baseball.jp/jp/games/2019premier12/player.html#pNav

10月19日から日本シリーズを戦うジャイアンツとソフトバンクから5人ずつで、最も多く選出されています。日本シリーズの勢いのまま、プレミア12で活躍してほしいですね。

 

オープニングラウンド（全18試合）

A･B･Cの各グループ4チームの総当たりで行われる予選ラウンド。日本はグループBで、チャイニーズタイペイ・ベネズエラ・プエルトリコの3か国と、11月5日～7日に台湾で対戦します。

どこのチームもパワーと技術があり、各1試合ずつの対戦であり、一発勝負の難しさがあります。質の高い投手力を中心にミスのない堅い守りと、足を生かして1点を大切にした日本らしい、緻密な野球で勝ち上がってほしいですね。

 

グループA　　　　[ ]内の数字は世界ランキング

対戦国：アメリカ[2]・メキシコ[6]・オランダ[8]・ドミニカ共和国[12]

開催地：メキシコ（グアダラハラ）

日程：11月2日（土）～11月5日（火）

 

グループB

対戦国：日本[1]・チャイニーズタイペイ[4]・ベネズエラ[9]・プエルトリコ[11]

開催地：台湾（台中・桃園）

日程：11月5日（火）～11月7日（木）

 

グループC

対戦国：韓国[3]・キューバ[5]・オーストラリア[7]・カナダ[10]

開催地：韓国（ソウル）

日程：11月6日（水）～11月8日（金）

 

スーパーラウンド（全12試合）と3位決定戦・決勝戦

スーパーラウンドは各グループの上位2チーム、6チームによる決勝ラウンドで、各チーム4試合を戦います。オープニングラウンドで対戦したチームを除外しての総当たり戦です。

スーパーラウンドの結果、3位決定戦と決勝戦が行われます。

 

開催地：日本（東京ドーム・ZOZOマリンスタジアム）

日程：11月11日（月）～11月17日（日）

 

11月17日の決勝戦、東京ドームで稲葉監督の胴上げが見たいですね。