小島よしおがYouTubeで、子供たちに大人気の先生としてとても好評です。2007年に「そんなの関係ねぇ!」や「おっぱっぴー」で大ブレイク。
数年後には次第に出演する番組なども減り、長く低迷していた時期がありました。最近、再び脚光を浴び始めた小島よしおについて紐解いてみましょう。
子供たちの人気者は健在
2019年の映画「クレヨンしんちゃん」に本人役での登場や、「天才てれびくん」(NHK Eテレ)に2017年から出演するなどもあり、子供たちへの人気は健在です。
イベントなどでは子供たちを盛り上げるすべを知っていて、人気アイドルか人気キャラクターかといったような歓声が飛び交います。
YouTubeの「おっぱっぴーチャンネル」で、今年4月に開校したおっぱっぴー小学校が好評を得ています。算数の授業を分かりやすく、子供を飽きさせないテクニックは小島よしおならでは、流石という先生ぶりです。
子供たちが描いた絵をTシャツに貼って登場して子供たちを大切にする気持ちや、学習監修の進学個別・桜学舎に毎回感謝を表す姿など、とても好感が持てます。
学校の先生になりたいと考えていた時期もあり、少し夢が叶ったともいえるかもしれません。
実は千葉県育ち
本名は小島義雄、1980年11月16日生まれの39歳(O型)。衣装はいつも海水パンツで、沖縄出身のイメージが強い小島よしおは、沖縄の久米島生まれですが、物心つく頃の幼少期から千葉県千葉市育ちなのです。
父は北海道出身、母は沖縄県出身。父が校長として経営する語学学校「欧米・アジア語学センター」の広報担当として副校長の肩書もあります。
一浪して父と同じ早稲田大学に2000年に入学。同じ教育学部国語国文学科で、1年先輩の広末涼子のことを知らないふりをして、隣の席で講義を受けたこともありました。
芸人の道へ
子供の頃から目立ちたがり屋だったこともあり、早稲田大学のお笑いサークルWAGE(ワゲ:Waseda Academic Gag Essence)に入りました。芸人の道に人生が動き出します。
その後サークルから選抜された5人で、WAGEとして芸能事務所に入り活動することになるのです。2013年キングオブコント優勝の「かもめんたる」の二人も、当時WAGEでともに活動した仲です。
WAGE活動休止および卒業した2006年の後、ピン芸人として瞬く間に「そんなの関係ねぇ!」で人気爆発し、2007年の新語・流行語大賞トップテンにも選出されました。
「徹子の部屋」で礼儀正しく
テレビ朝日の「徹子の部屋」に12年ぶりに出演し、6月19日に放送されました。前回12年前に27歳で出演した際の、自由奔放で礼儀をわきまえない振る舞いを番組冒頭から謝罪した小島よしお。
「本当のことを言うと、デビューして間もないころで、やれって言った大人の人たちが・・・」と黒柳徹子さんがかばう場面も。一世風靡した後どん底も経験し、4年前に結婚。
様々な経験を積み大人になった小島よしおは、真面目で礼儀正しい好青年に成長していました。鍛え上げ引き締まった体で若く見えますが、今年40歳になるのです。新たな小島よしおを今後も見せてくれるでしょう。