公開日 2019年11月16日 最終更新日 2020年7月9日
久保田利伸の「その人」は、4年ぶりのオリジナルアルバムの中の曲でもあります。11月27日に発売されるニューアルバム。
初回生産限定盤の特典DVDには「その人」「So Beautiful」のミュージックビデオ、その撮影の裏側となるドキュメント映像が収録されています。
この作品から新曲「その人」のミュージックビデオのショートバージョンが公開されていますので、今回はこの曲の歌詞の意味と伝えたい内容について深く見ていきましょう。
久保田利伸のアルバムのコンセプト
今回のアルバムのメッセージは「人間賛歌」そして「女性賛歌」です。様々なテイストでバランスよく構成されたアルバムになっています。
ジャケットデザインは、グラフィックデザイナーの千原徹也によるもの。テーマは「何もなくなった世界」です。
ジャケット写真の久保田利伸の体には合成はなく、ヘアスタイルは自らの提案で「LA・LA・LALOVESONG」以来の、ちょんまげスタイルに。
そして、久保田利伸は10月19日から2020年3月まで、全国29都市35公演の全国ツアー「Beautiful People」を開催するのです。
「その人」の歌詞の意味について
夕焼けに包まれた時、どうしても思い出すのは今ここにいない大切な存在。一緒に雨の日も1つの傘の中、笑顔で過ごした相手のことを憂う曲の中の主人公の気持ちがとても切ないですね。
恋が終わる時は突然の場合もあれば、どこかサヨナラの予感を感じていたという例もあります。でも恋が終わっていくのを感じる時、色々な思いが頭の中をよぎるものでしょう。
心の中では、まだ二人の手はつながれたままなのです。これを感じると胸が痛く苦しい気持ちになる時も。
でも相手を夢中で愛した自分の想いに偽りはない、そして隙間もないほどに恋を自分自身中にうめていたのでしょう。
そしてこういう時期に対して、何も後悔はなく出会えたことに対して良かったと心から思うことができるのです。
失恋ソングではあるのですが、情景が浮かんでくるのでひとつのストーリーとして、聴くことができる曲でもあるでしょう。
久保田利伸の歌唱力の素晴らしさから、この曲がより輝いているように感じます。今もきっと心の中に残るその人の存在。いつか心の中で、優しく温かいものになるのかもしれません。
でもこれについて望むような、思い出になる日が来てほしくないような思いを持っているのでしょう。
久保田利伸のアルバムが楽しみ!
久保田利伸の4年ぶりのオリジナルアルバム、どのような内容なのかとても楽しみですね。表現力も素晴らしいので、聴いている人を飽きさせることのない魅力があるのです。これからも、聴き続けたい1枚のアルバムになるでしょう。