Level Up Future

友近のキャラは、水谷千重子や西尾一男などが特に有名です。コントでは様々なキャラクターを生み出していて、「変幻自在のキャラ姉さん」というキャッチフレーズがとてもぴったりとはまります。折り紙付きの芸達者ぶりをみせる友近にスポットライトを当ててみましょう。

 

友近の芸達者ぶりは秀逸

友近の芸達者ぶりは女性芸人のトップクラスで、すべての芸人の中でも指折りと言えるでしょう。

ロバートの秋山竜次、中川家の礼二、渡辺直美、ゆりやんレトリィバァといった芸達者芸人が活躍していますが、友近の芸はジャンルの幅も広くて質が高いので、一目置かれる存在になってきています。

様々なキャラに扮するコントやものまね芸だけでなく、歌唱力を活かした活躍も目覚ましく、トーク力を活かしたMCやコメンテーター、演技力を活かした女優業と活躍は多岐に渡ります。

 

演歌スター「水谷千重子」

友近の友人という設定の架空の演歌スター「水谷千重子」は、経歴など細かな設定がされていて実在しているかのようなリアリティがあります。

福井県出身で5歳の時に子役デビュー。1972年に15歳で歌手活動を開始して、デビュー曲は「万博ササニシキ」という設定です。

友近が扮しているキャラクターですが、すばらしすぎるクオリティで、実際に「水谷千重子」の名義でCDデビューをしています。演歌ひとすじ40周年記念シングルの設定で「人生かぞえ歌」を2012年にリリース。

その後、堀内孝雄や山内惠介・川中美幸・田原俊彦などとデュエットした楽曲もあります。歌謡番組に出演した際にも大物演歌歌手になりきる徹底ぶりです。コンサートツアーを各地でおこなうほどの人気があり、50周年記念公演を明治座などで開催していました。

 

プロアルバイター「西尾一男」

友近の名物キャラクターとして有名な「西尾一男」。架空のデリバリーピザ店に勤めている中高年のプロアルバイターという設定です。「段取りします」が口癖で、味がある雰囲気を醸し出しています。

キャラクターモデルとなった人物はこれまでも何度かテレビに登場、2022年5月放送の「人生最高レストラン」に友近が出演した際にも紹介されました。地元松山市でローカルタレント時代から行きつけの焼肉店主人が「西尾一男」のモチーフとなっているのです。

愛知県西尾市のシティプロモーション特命大使として、地元にゆかりのあるスポーツ選手や文化人と並んで、友近の架空キャラ「西尾一男」が任命されて話題になりました。PRを段取りしていきたいと意気込みを表明しています。とても粋な西尾市ですね。

友近の経歴について

友近（本名：友近由紀子）は、1973年8月2日生まれの48歳（2022年5月現在）、愛媛県松山市の出身です。

子供の頃から姉と一緒にアドリブでお芝居やものまねをして遊んでいたことが、芸の原点になっています。歌うことも好きで中学生の時には「全国ジュニア歌謡選抜」で準優勝するほどの腕前です。

大学在学中から番組レポーターのアルバイトを始め、卒業後は道後温泉の旅館で仲居の仕事も経験。再度地元のテレビ局からオファーがあり、レポーターなどローカルタレントとして人気を得ます。

やりたかった芸人を目指すため、2000年にNSC大阪校の23期生となったのは27歳の頃でした。

「R-1ぐらんぷり」で2002年の第1回から5大会連続ファイナリストになるなど、デビュー当初から注目されました。2007年頃からなだぎ武との「ディラン&キャサリン」のコラボ芸で人気を博します。

 

新ネタも続々発信

最近は「ヒール講談」という新ジャンルのネタも開発していて話題になっています。芸に打ち込むストイックさも魅力です。

ハリセンボン春菜とコラボした「徳川徳男・徳子」の男女キャラクターも登場しています。YouTubeの「友近/楽演チャンネル」は、友近の様々な魅力を続々と発信しているのでお勧めのチャンネルです。

公式サイト：https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=718

 

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