タイム誌パーソン・オブ・ザ・イヤーに輝いた16歳の女子パワーがすごい!
- 2020/1/8
- 趣味
- タイム誌, パーソン・オブ・ザ・イヤー
世界にはスポーツや音楽、アートなど、あらゆるジャンルで活躍する若者が存在します。
エネルギーがいっぱいで、無限の可能性を持った若者たち。
そんな中で今年最も輝いた、アメリカタイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に最年少で選出された、16歳の少女のお話をご紹介していきましょう!
地球温暖化防止を世界に訴えた16歳とはどんな人?
米誌タイムで毎年発表される、パーソン・オブ・ザ・イヤー。
その年に社会に影響を与えた人が、年末近くになるとタイム誌の表紙を飾り、特集が組まれます。
歴代の人たちの中にはオバマ大統領をはじめ、ヨハネ・パウロ2世、レーガン大統領など世界の有名人がずらりと並んでいます。
素晴らしい功績を残した人だけでなく、話題を集めた人も選出される年があり、1938年はアドルフ・ヒトラーが選出されています。
そんなタイム誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーは、一年を振り返るチャンスにもなり、どのような人が話題になったかと改めて凄さを知る時になります。
そこで気になる2019年度。タイム誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、史上最年少のスウェーデンの16歳、グレタ・トゥンベリさん。
タイム誌の表紙を飾る可愛らしい女の子ですが、何をしたのか知らない人も多いでしょう。グレタさんは地球温暖化防止を求める若者で、世界的運動の先駆けとなった存在。
そのパワーは、大人も学ぶところがたくさんあるのです。
学生運動で活動を開始
グレタさんはなんと15歳の時に「気候のための学校ストライキ」というスローガンで、スウェーデン議会の外で抗議運動のための学生運動を開始します。
この頃からメディアにも注目されるようになり、彼女の考えに同感した他の学生たちが、自分たちのコミュニティで同じく抗議活動を始めます。
グレタさんのひたむきな活動が認められ、2018年には国連気候変動会議で演説することに。彼女の強いメッセージは世界中に広がり、学生ストライキは毎週世界のどこかで行われるほどです。
グレタさんはストレートな発言やスピーチで知られていますが、とくに地球温暖化、環境保全には人一倍の関心を持っています。プライベートでも、二酸化炭素排出量を意識したライフスタイルを心がけているようです。
飛行機に乗らないよう両親を説得したり、肉を食べない菜食主義になったり、徹底した生活は見習わなければならないところだといえるでしょう。
これからもグレタさんの活躍を応援しよう!
若者パワーの凄さを、世界に知られてくれたグレタさん。これからも世界が安全で自然豊かでいられるよう、彼女の活動からは目が離せません。
国連事務総長がグレタさんの学生ストライキを支持しているように、どんどん大人にもよいエネルギーを発信してほしいですね。