公開日 2019年8月31日 最終更新日 2021年10月8日
Superflyの『覚醒』は映画「プロメア」の主題歌として使われた曲です。ここでもまた、Superflyの新しい一面、そして魅力を見たように感じた人は多いはず。
今回は、この曲の歌詞と意味や魅力について見ていきましょう。
「プロメア」とは
「天元突破グレンラガン」「キルラキル」のテレビシリーズは監督の今石洋之と、脚本の中島かずきが担当。
この二人が再びタッグを組み、完全オリジナル劇場アニメーション映画として、誕生したのが「プロメア」です。
この予告映像とともに、解禁されたSuperflyとしても初となる、劇場アニメの主題歌が『覚醒』。「プロメア」の世界観をイメージしたうえで、自ら書き下ろした曲ということもあり、とても注目されています。
歌詞の意味について
曲を聴いていて最も印象的なのが、呪文の部分です。これがサビとなるので、聴いている人としては、とても不思議な気持ちになるはず。
でもそこを印象深く心に響くように歌えるのは、Superflyだからだと思う人は多いでしょう。これらの言葉については、瞑想の時に彼女が同じ言葉を繰り返すことで、自分の心の奥に辿り着くというものがあるそうです。
そしてこれを歌詞として取り込んでみたので、他の人では思いつかない歌詞であるのが想定できますよね。
実際に聴いていて、激しい戦闘シーンだけではなく、人間味あるイメージを受けたということもあり、彼女ならではの感性で仕上げた曲なのです。
呪文を唱える時、人はどのような気持ちなのでしょうか。自分の思いを呪文に託し、天へと届けたいと願うのです。
この願いが叶うことを信じて、呪文を唱える姿はとても美しくそして魅力的なもの。人は何度も覚醒できるかもしれない。
もう無理だと思いながらも、諦めたくない思いがあるのです。これを呪文に込めて、天に届けたいと考えるのでしょう。
そうすることで、自分が覚醒できると感じる時があるのかもしれません。スピリチュアルな雰囲気が感じられるこの曲の中で、Superflyの心に響く歌声がとても合っているように思います。
可能性を感じる曲
何度でも覚醒できると思えるような、いわゆる可能性を感じさせてくれる曲です。疲れた時には、眠ることも必要でしょう。
でも自分の中で、眠っていない思いがあるのです。これは天に向かうほどの強い気持ち。それを思い出させてくれるのが、この『覚醒』でしょう。メッセージ性のある曲なのです。
どの曲を歌っても、彼女にしか表現できない素晴らしさがありますよね。音域だけではなく声量についても驚くはず。これからもずっと、応援していきたい存在でしょう。