Level Up Future

公開日 2023年3月10日 最終更新日 2023年3月10日

坂本真綾「まだ遠くにいる」の歌詞の意味については、WOWOWオリジナルアニメのエンディングテーマでもあるので深く知っておきたいですね。

今回は坂本真綾「まだ遠くにいる」の歌詞の意味とアニメとの関連性について、詳しくお伝えしていきましょう。

Wタイアップの両A面

一方の「un_mute」は、同じく2023年１月に放送がスタートする虚淵玄によるアニメ「REVENGER」のエンディングテーマです。

そしてこのシングルには坂本真綾が作詞作曲、北川勝利（ROUND TABLE）とacane_madderが編曲を手がけた楽曲「こんな日が来るなんて」も収められているので、ぜひチェックしておきたいですね。

 

アニメについて

坂本真綾「まだ遠くにいる」がエンディングテーマとして使用されているのは、WOWOWオリジナルアニメ「火狩りの王」です。歌詞を坂本真綾が手掛けています。

日向理恵子による長編ファンタジー小説が原作のアニメで、西村純二が監督、押井守が構成と脚本を担当しています。坂本真綾も声優として出演しています。

アニメのストーリーとしては、結界に守られた村から森に入り込んだ11歳の少女がいました。彼女は突然現れた炎魔に襲われながらも、見知らぬ火狩りの男に救われます。

そしてこの男性は狩り犬の「かなた」と金色に光る鎌、そして守り石を遺して命を落としてしまうのです。

 

「まだ遠くにいる」の歌詞の意味について

雨音に目を覚ますと、夜明けがとても遠いことを感じるのです。昔に聞いた覚えがある世界が壊れてしまう前の記憶が蘇るのでしょう。獣たちの声が、群れを呼ぶように高く響くのです。

明日を待つことなく走り始める、自分たちは地上の子供たちのよう。生まれた時代をただ生

きているだけ、答えがここにあるかどうかは分からないのです。

転がりそして煽られて、心が砕けてしまう時も。でも瞳の叫びが消えることはないのです。耐えきれない隠すこともできずに、涙がこぼれていくのでしょう。

生きていると感じられるのです。だからこれからも生きていく、なぜなら命がこんなにも綺麗に輝いているから。

秒針の音は弛まずにきちんとした刻みがあるのです。例外なんてない、時はいつも前に進んでいくだけ。僕たちは見下ろしているのです。そこにはとても大きな存在があるから。

灯りを掲げながら立ち上がろう。自分たちが最後の砦になれるとしたら。歴史の続きを生きていくだけなのです。同じ過ちを辿るわけにはいかない思いがあるのでしょう。

従うこと、そして逆らうこともできないまま近づいていくのです。振り子のような炎のような未来が揺れているのを感じるのでしょう。

昔聞いた詩がそこにあるのです。朝を待っている人々の祈りを感じるのでしょう。灯りを掲げながら立ち上がろう。僕たちが最後の砦だとしたら。

明日を待つことなく、走り始められる僕たちは地上の子供たち。生まれた時代をただ生きていくだけ。答えがどこにあるかはまだ分からないのです。

転がって煽られて心が砕けることを感じる時もあるのでしょう。でも瞳の叫びを無視するわけにいかないのです。

振り子なのか炎なのか、ここに揺れているのはきっと未来なのでしょう。こらえきれず、かくしきれないまま涙がこぼれてしまうのです。

生きていると感じられる、そしてこれからも生きていこう。命がこんなにも煌めいている。この光を大切にしながら、進んでいきたいのです。

 

未来に向かい進んでいく

過酷な世界の中でも未来に向かって進んでいくアニメと、リンクされている曲だと感じます。努力をして生きようとする中で、そっと背中を押してくれる曲になっていると感じられるでしょう。

壮大な世界観のアニメにとても合う曲になっているのです。静かな部分、そして叫ぶように激しい部分があり印象的なメロディでもあるでしょう。

美しく澄んだ声が聴いていると心に響いてくるので、何度でも聴きたいとても素晴らしい曲になっているのです。

 

☆こちらの曲も聴いてみてくださいね！

＞＞＞エレファントカシマシ「yes. I. do」の歌詞の意味と映画との関連性について