スピッツの猫ちぐらの歌詞の意味、それを知ることで更にスピッツの魅力を知ことができるはずです。
前作の「優しいあの子」から、一年ぶりのシングル。今回はこの曲の歌詞の意味と、最高な曲だと言われる理由についても見ていきましょう
ラジオ番組にて突然オンエア
この曲はスピッツの草野マサムネのラジオ番組で、突然オンエアされた曲です。ステイホーム中に、メンバーがそれぞれ練習をして個別で音を重ねて作られた曲。
メンバーが顔を合わせなくても、こんなに素晴らしい仕上がりになっているというのは、スピッツの才能を感じさせますよね。
猫ちぐらとは
タイトルの猫ちぐらというのは、どのような意味なのでしょうか。それは「わらを編んで作った猫用の寝床」のことなのです。
歌詞の中にも、この言葉は出てきます。深い意味を込めて作られた曲といえるでしょう。
歌詞の意味について
少しだけ意地悪をして、でも笑顔は多く与えたい。それは相手をとても好きだからでしょう。汚れそうな白いシャツを着ながら、アリの行列をまたいだり丸いにぎり飯を食べたり。
今までの流れに任せた日々は、上書きをして過ごしてきたのでしょう。作りたいと思っていたのは、好きな人と二人で暮らす猫ちぐらのような小さな部屋です。
でもそれに対して、斜めに進んでしまうことが今後待っているとは気づきもしなかったのでしょう。
驚きはあったけれど、これで終わりというわけではないのです。並行な世界に対して、明日は少し違う景色を更に上書きしていこうという思いがあるのです。
弱さと強さが自分では分からない時もあるもの。でもなぜか泣いている自分がいるのです。自分にとって嬉しいと感じるメロディー、それを追い続けていきたいと考える主人公。
今まで降り続いていた雨も、やっと小雨になってきました。太陽の位置も、分かるように感じるのでしょう。
寂しいように思う、でもさようならではないのです。望みが叶う世界に可能であれば、優しい景色を今後も描いていきたいと思っているのでしょう。
守りたいものがあるのです。多少の変化があってもそれも書き加えていきたい、こう思えるのなら日々は今までとはまた違ったものになるはず。この曲はそれを教えてくれているのです。
まとめ
スピッツの猫ちぐらの歌詞の意味を知ると、スピッツが私たちに届けようとしてくれる思いが伝わります。
この時代の中をどう生きるべきなのか、その答えがこの曲の中にあるようにも感じるでしょう。
だからこそ今後もずっと、大切に聴いていきたい曲だと人々から思われるのではないでしょうか。